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韓国にホワイト・クリスマス


* はじめに
韓国の報道である。今年のクリスマス、二十四日に日韓両首脳が合意する。それで韓国はホワイト国復帰するという。眉唾ものだが、みると、日本はGSOMIA維持を熱望し、その見返りにホワイト・クリスマスを贈呈するという。韓国との輸出管理の協議、GSOMIAの一方的破棄宣言、米国圧力による復帰の事実をまったく無視してる。

この合意には文喜相議長の構想がふくまれる。日韓両国の政府の資金と民間の寄付金により、たしか二百億円規模の補償がおこなわれる。慰安婦合意の残金の流用を日本政府資金とする。民間は有志による。これなら謝罪の言葉がなくとも説得できるとの腹のようだ。安倍首相の一貫した主張とちがい、韓国側の悪足掻きが目立つ構想である。

さて、この報道には韓国が優位にあり劣位にある日本がかならず譲歩するとの前提でかんがえてるようだ。虫のよい言い草とおもうが、従来の日本の政治家の姿勢からは、むべなるかなというべきかも。今後はどうなるか。

* 韓国は日本より優位にあるか
日本側だが、ほぼ毎年おこなわれてた日韓両国議員の会合が中止となった。ここには安倍首相が出席することとなってた。ついに議員自身も選挙の心配をするようになった。結局日本側に主張の変更はないだろう。

韓国側である。BBCが米中対立の激化、半導体の不振から韓国経済は未曾有の惨状にあるという。韓国の貿易では二十五%を中国に依存してる。米中貿易戦争の合意は不明で、この十二月中旬にまで成立しないなら、さらに関税があげられる。さらに韓国への影響が深刻化する。

半導体は米国マイクロンが日本や台湾での増産を計画し、日本も東芝が東北で増産する。サムソン、SKハイニックスが営業利益を三、四割も急落させ、さらに韓国のメモリは時代おくれとの指摘のあるなか、米国インテルがメモリ市場に再参入するという。

株式だが、外国人が十八日連続で売り越しした。これには香港人権民主法の成立による米中関係のさらなる悪化、また米軍駐留経費協議のもつれから、米軍撤収の可能性の浮上、これらから外国人心理の悪化がある。こうみると韓国は圧倒的に不利にあるのだが韓国観察者として定評のある鈴置高史氏が韓国人は米国の怒りを理解せず、(相かわらずその圧力で日本をかえられるとしんじてる)。こう指摘する。さて結論である。

* 結論
どっちが勝ちそうかの議論は所詮きりがない。今は株安とともにウォン安が進行してる。株の指数、コスピが1900を下まわると危機となる。為替だが、対ドルの値が1200より上、ウォン安にふれると、外貨が枯渇しデフォルトが視野にはいる。この事態が年末、年初におきるかもしれない。どつちが勝ちかは、これらの数字でみればよい。国民の皆さん、これをじっとみてみましょう。



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