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菅総理の拒否、学術会議



* はじめに
学術会議が提出した候補者につき政府が六人を任命拒否した。政府の任命権を適法に行使したものだが、早速、学問の自由がおかされたと大騒ぎらしい。だが同時につよい反論もでてる。ここに私の立ちいるすき間はない。たが、政治家、菅総理の力量をかんじたので記事をまとめた。

* 学術会議の悪業とは
もともと戦後まもなく科学者の国会を期待し設立された。たが、国民の批判をうけない独立性にあまえ、たちまち政府の期待を裏ぎった。政府は別の会議をつくったが、この会議は年度十億円の国費をつかい、現在にいたる。彼ら一人にはおそらく、二、三百万がわたってるだろう。そんな彼らが何をしてたか。

高橋洋一氏がつよく批判する。 東北大震災の復興増税を支持した。経済学の常識にはんする。軍事研究といって禁止をもとめた。その裏で中国の科学技術の協会と覚え書きを締結、これは解放軍の軍事研究の千人計画支持につながる。youtubeではもっと声があがってる。研究生活をはなれた年寄の茶飲み話を国費でまかなってる。日本の研究者は約百万、そのうち、たったの二百人、彼らは特権階級だ。左翼がおおいから必然、そんな傾向の研究者がえらばれる。独立性を隠れ蓑に政府非難にはしる。こうして国益をそこなう。ならどうして廃止しないのかだ。

* でも廃止しないのか
根づよい批判があり小泉政権でも問題となった。だが微温的改革にとどまった。何故か。面倒くさかったからである。本格的に手をつけると強烈な反発をよぶ。百万単位のおこ遣いがふっとぶかもとおそれてる。野党と関係もふかい、国会にでる。当然マスコミも騒ぎだす。学術会議は総理の所管。事務方は常に躊躇する。総理にすれば高々、十億円の仕事、これで国会がとまれば面倒、おかしいとおもっても、ほかにもっと重要で面倒な案件がある。だから、まあ、いいかとなる。ここである。菅さんは見てた、のだろう。

ここで菅さんはが手をうった。見事といいたい。従来見のがされてたことも、状勢がかわれば国民の前にぶちまける。国民の支持があればできる。だが候補者百人のうち六人の拒否である。廃止までゆくなら全員拒否だがたった六人。どうせ拒否などあるまいとみてる相手をゆさぶる。さらにゴタゴタいうなら廃止もとの姿勢をかくしてる。ここでの決断だ。見事な政治勘といいたい。今後だが説明をとせまる相手にどう対処するだろうか。個別人事の説明はできないと、突っぱるのはどこまでやるのだろうか。

政府の機関であり年間数百万を受けとる。自分勝手な政府批判をおこない、自分たちの人事に政府は文句をいうなという、思いあがった組織である。おかしいとおもいながら、総理を忖度しおおくの政治家、役人はだまってた。菅さんは時勢をよみこの不満を勘定し国民の支持も見こして今回の決断となったのだろう。総理の腹一つでこれくらいはできる。では、結論である。

* 結論
学術会議に総理に文句をいうより国民の支持をもとめなさいと申しあげる。十分な支持があれば、拒否の撤回も。またかりに学術会議の廃止に展開しても国民の寄付をつのって独立の法人として生きのこる道もひらける。これまで無視してきた批判が各所に湧きあがってる。それを謙虚に受けとめ、国民の支持をうったえてはどうか。どうですか国民の皆さん、そうおもいませんか。







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