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菅政権でマスコミが変るらしい



* はじめに
菅儀偉氏が自民党の総裁となった。三百七十七を獲得、第二位が岸田政調会長で八十九票、三位が石破茂氏で六十八票がその結果だった。あたらしい政権が発足し日本がかわる。ところでマスコミがかわりそうなので、ここでまとめる。

* マスコミは潮目がかわったと
共同通信で、のぞましい総理大臣候補は誰という世論調査。34%で石破さんが見事に第一位だった。例によって首をかしげながら納得した。辞意表明の安倍さんの評価を世論調査がだした。たしか読売など大手だが、どちらかといえば評価もふくめ評価するが、三つとも70%台だった。アラっと。いつもの報道しない自由はと皮肉な感想がでそうになった。自民党総裁選挙は上記のとおりだが、TVでおおむね当然の結果とうけとめたそう。国民的人気といってた石破さんの惨敗は予想外といわなかった。いわゆるマスコミは、どこを見てるかとおもってたが、ようやく目の前の現実をかたるようになった。これにはyoutubeの暴露があった。須田慎一郎氏が二十票を菅氏から岸田氏につけかえた。これで石破氏の将来の目をつぶしたといった。上念司氏もこのことをもらしてたからマスコミがしらぬはずがない。圧勝というしかなかったのだ。

* 実は、コロナですでに兆候があった
マスコミの豹変はすでにコロナ報道でその兆しがあった。あれほど声高にかたられてたPCR検査、国民全員の声は、いったい誰がいったかというのがTVの雰囲気らしい。このまま知らぬ気ですますらしい。すでにネットの広告費が既成マスコミを上まわった。今回のコロナ騒動でさんざん不安をあおったTVは視聴率をかせいだが、CMをうしなった。今後の制作費に影響するとの分析をきいた。だからマスコミの変容は当然だが、謝罪もなしですまそうとする無責任ぶりはゆるせない。ここで私なりの解説をする。

マスコミは豹変を報道の使命とかざっていうだろうが、ちがう。これまでの権益をうしなう恐れが根本にある。消費税軽減措置を当然とし、電波オークションをまぬがれようとする動き、かっての廉価で国有財産を払いさげられた朝日新聞などの歴史に口をつぐむことも。国有放送の実体をかくし、公務員のたしか倍もの給与をむさぼぼるNHKも、である。謝罪をしたら、権益がへる。少しであってもうしなうまいという肥大化した自己保身がある。それが国民の利益とかけはなれれてゆくことも見ようとしない。では結論である。

* 菅さんに期待します
菅さんはマスコミを規制する役所の総務大臣だった。NHKや電波オークションの検討はその所管である。また官房長官の時に、スマホ料金をやすくした。ここではっきりしたマスコミの惨状はその無責任を長年にわたり放置してきた国民にも責任がある。報道の規制は慎重をようするが、今後発足する菅政権に期待する。そうおもいませんか国民の皆さん。

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安倍総理の辞意表明


* はじめに
安倍総理が潰瘍性大腸炎の再発をうけ辞意表明した。二〇一二年末からの長期政権の終焉だった。民主党政権の解散により安倍政権が登場した。株価があっという間に上昇した。国民が自民党政治にお灸をすえたが無能にあきれておきた保守の復活だった。時代がうごく。ここで感想をのべないと、いけない。

まず安倍さんだが、ご苦労さま、感謝という。外交は歴代首相の随一だった。票田でもない外国相手にこれだけ実績をあげたのは、めずらしい、TTPの協定は米国を凌駕し世界を先導する勢いだった。EUとの協定調印にわざわざ先方が日本にやってきた。日本が外交で主導権をとった政権だった。自由民主の価値観は日本ではお得意の枕詞だが、インド太平洋とおおきく構え、米国を巻きこみ中国包囲網を形成した。慰安婦合意で韓国を整理し理不尽な主張が崩壊してゆく現象をみちびいた。目だたないが巧みで鋭い安倍さんの能力をかんじた。次に経済のことである。

金融政策で雇用を創造する。どうして金利をさげれば改善するのか不思議だが、全県の雇用がすべて改善という成果をあげた時、これが近代経済学の真価か、インフレターゲットはこうつかのかと驚いた。消費増税をおさえることができず、いまだにデフレ脱却がはたせない。これは副総理であり財務相でもある麻生さんが足をひっぱった。この当選回数をほこる人物は独特の人柄で根づよい人気がある。だが財政政策にそれほど熱心でも、勉強家でもなかった。だが平成の低迷からここまで日本を引きあげた。国民として感謝せざるをえない。と、ここまで政治評論家気どりできたが、これから、いつものように言う。

* 安倍さんは責任をとったが、マスコミは
安倍さんは、持病の潰瘍性大腸炎の再発にせっし、自らの職責をまっとうできない。この認識から辞意を表明した。政治家の責任のとりかただ。やはり政治家は責任をとる。では国民はというと、責任をとらされるという形でとる。官僚だが政治にとる。十万円の給付金だが申請から十日だった。驚いた。財務省は従来の枠組みでやるといい、都道府県、市町村がきそうように努力して給付した。休業補償も役だってるという。ところで政治に大事な存在がもう一つある。

マスコミだが、今回のコロナ騒動で無責任さが際だった。幸い日本は対策で好成績をあげてる。さすがのマスコミも風をよむ。全国民にPCR検査せよとはもういわない。そればかりか、そんなこといってなかったね、とTVでうなずきあってるらしい。かって新型インフルが蔓延したが日本は抜群の成績だった。なのにいたずらに悲観論を振りまいた。不安は免疫力をさげる。視聴率ほしさの扇動は国民の健康、生命に害をあたえる。なのに追いつめられたように不安をあおった。今回無責任マスコミの悪業は際だった。では結論である。

* 結論
安倍氏の政治姿勢の誠実さは無責任マスコミと好対照だった。これを放置してはならないとの考えで放送権のオークション、消費税軽減税率の返上、さらに瑣末な提案までしるしたことがある。だが無責任マスコミの横行は今後もつづくだろう。困ったこてですね。国民の皆さん。
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