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韓国、いつでもやめれるGSOMIA


* はじめに
GSOMIAの第二報である。韓国青瓦台の国家安保室第一次長が、廃棄通知の効力を停止すると日本に通告したと発表した。専門用語の羅列でわかりにくいが、要するに破棄はやめたという。今日までの情報から、韓国はいつでもGSOMIAを廃棄できる。撤回でない。これでホワイト国復帰の圧力をかけつづける。だから妥協したという姿勢らしい。さていくつかの疑問と解説である。

* 韓国は何故、こんなややこしいことを
まず、この発表者だが、同日に大統領もふくむ重要人物があつまり二回目の会議までをひらいた。その結論を発表したのだから室長がやる。この当然を意外に次長である。次長は室長の下。第一次長というから、おそらく次長は複数。そのなかで法律にくわしく、総括の立場にある次長だろう。くるしい説明をしいられる。たえられない室長は次長にゆずった。こう推測する。いつでも廃棄できる。こんな協定解釈が成立するか。

* いつでも廃棄できる協定、そんなのあるか
協定では一年ごとに更新してゆく、途中で自由に廃棄できるとなれば協定の目的はうしなわれる。これを日本政府が理解したといってたが、同意したのでないだろう。だがこれをホワイト国復帰へのカードにつかう。これを手柄に妥協を国民に説明する。そんな姿勢だろう。米国の反応だが、こんな一方的な破棄がおこなわれれば、今回にまさる圧力が韓国にかるだろう。だが日本側はこんな恣意的な解釈を放置すべきでなく、国際法の原則をまもれと釘をさす必要がある。

* あらたに設置された政府間交渉とは
今回で局長級の交渉をあらたにみとめさせたという。そこで譲歩をもとめる。だが従来から日本は戦略物資の韓国内での管理につき話し合いをもとめてきた。行方不明のフッ化水素の追及はこの交渉でもおこなわれる。日本の姿勢に変更はないだろう。

* 国内からきびしい反応
韓国内の反応は相当きびしい。結局、結果をみれば利益はすくない。主張を土壇場でくつがえした一貫性の欠如に非難が集中したようだ。ギリギリまで強硬姿勢を誇示して、米国にまで非難を拡大した。日米の不信感は根づよくのこる。

ホワイト国除外を不当としてWTO提訴を目ざしてた。それをあらたに交渉の場をみとめさせた。これでいったん撤回したという。だが米国は必要な理事を指名しない。これでWTOは今年末に機能不全となると日本側は見とおしてる。撤回は日本側への圧力とならない。ただ国内向けの言い訳けだ。この提訴をきっかけに日本不買が盛りあがった。この撤回で不買運動に邁進してた人々におおいなる失望をあたえた。

文在寅大統領は北にGSOMIA破棄を約束してたそう。今後、きびしい北の反応が予測される。こうしてみると、韓国大敗北、日本大勝利と声があがるのも無理はない。さて結論である。

* 結論
国民の皆さん、理解してほしいので繰りかえしいう。理不尽な相手に話し合いだけで問題解決は不可能、背後に力の行使をもつことが必要だ。このやり方がただしいことがはっきりした。米国のやり方をみる。圧力がすさまじかった。それにともない様々な情報がネットにながれた。具体的な米軍撤退計画、韓国経済焦土作戦、ドル取引の停止などである。訪韓した米国高官からこんな直接的言及はなかったとおもう。だがこれらが圧力となったことは間違いない。実際に廃棄されてれば、まさしく実行されたろう。私は米国に力の行使の実態をしった気分である。理不尽な相手に話し合いだけでは無意味とはっきりした。どうですか、国民の皆さん。




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