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テレビ朝日、玉川徹氏が瓦礫に助言

* はじめに
二〇一一年三月、東日本大震災、福島原発事故が発生した。その瓦礫処理の論爭が発生した。テレビ朝日、玉川徹氏の番組が瓦礫処理を取りあげ、そこに当時の担当大臣、細野豪志氏が出演し議論した。ところが、出演後に細野氏がツィッターで不満をのべ、さらにマスコミの無責任を批判したという。これに数人の批評家もくわわり騒ぎが拡大してるという。ここにN国党幹事長、上杉たかし氏が玉川氏と細野氏のどちらがただしいかと、youtubeで取りあげた。

* 当時をよくしる者として細野氏に軍配
彼はいう。自分は現場にもはいり、本件をよくしる者である。であるから、これを黙視できない。まず瓦礫処理で細野氏のやったことを次の三つという。
一 広域処理をおこなう、
二 三年以内に処理する、
三 自分が先頭にたつ、

といった。上杉氏は 、広域処理はチェルノブイリ原発事故後に欧州でだされた方針にはんし、汚染拡大の危険性がある。また、三年以内の処理は地元中小企業より中央のゼネコンを優遇し地元復興をさまたげると反対した。

細野氏はスピーディーに処理し四年目からの本格復興を目ざすべきと方針をつらぬいた。このような意見の違いはあるものの細野氏を評価し、玉川氏より細野氏に軍配をあげ、さらに事実誤認も指摘した。

その説明だが、地震発生後の原発事故の現場に自分や細野氏がはいった。三月、四月の頃だが、そこには自分のようなフリーあるいは外国のジャーナリスト、他に政治家がはいってたが、玉川氏は勿論、既存マスコミ、テレビ、朝日新聞、東京新聞もはいってなかった。そこで彼の口から細野氏、馬渕澄夫氏、など政治家の名がでた。この頃の必死さを振りかえり、立場をこえ仲間意識をもって頑張ったといった。

その頃に現場にはいらなかった既存マスコミには非常にするどい言葉がでた。玉川氏については、現場にはいらず、三十キロの外にいて現場で懸命にたたかった人を批判するのは、一言でいうとunfairといった。私は申しわけないが、炉心が溶融すれば東日本が全滅すると必死にたたかった馬渕氏の働きをここでしった。

細野氏のことも、自分の言葉をたがえず、先頭にたってやった。政治家の評価は、言葉と行動であり、好き嫌いでない。こういって彼や馬渕氏をたかく評価した。間違いなく既存マスコミへの抜きがたい不信感がある。さて玉川氏はどうおもうだろうか。

* 玉川氏にも反論があるだろう
彼にいわせれば、まず、彼らの必死の活躍をおとしめるつもりはない。だが機会があるごとに今後のために評価は必要。それを封殺するのはよくない。事実誤認は勿論訂正する。ジャーナリストが現場にはいらなかったとすぐ批判される。まるで犯罪のようにいわれるのは不本意である。組織としての事情からやむ得なかった。八月にははいってる、とこんなところだろう。

で、国民の立場からいうと、この言葉に納得する人はすくないだろう。福島原発の吉田所長は現場の第一線にたって頑張った。そのはやい死は間違いなく激務が原因だったとおもう。事故直後に現場にはいらなかったという上杉氏の指摘は、玉川氏のもっとも痛いところだろう。今回の取り組は今後の日本のため必要。そこにたかい志があるのは間違いなかろう。だが上杉氏の一言で国民の共感はひろがることはないだろう。さて結論である。

* 結論
日本の既存マスコミは国民感情にそわず、特権化してる。玉川氏の悔しさはわかるので次の三つをいう。
一 NHKの暗号放送化をすすめる。これで見たい人が受信料をはらう。国民の納得しやすい経営にかえる。
二 テレビ電波料のオークションを実施する。これで国民の公共財産を不当にやすくつかい、外部からの参入をさまたげてるとの批判を是正する。
三 消費税の軽減税率を返上する。政治に癒着し国民の利益をそこねるとの批判をさける。

こうすれば、既存マスコミへのあらぬ批判をなくし報道が正当に評価されるのに、おおいに役だつとおもう。どうでしょうか、国民の皆さん。



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