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デフォルト・アイスランドの奇跡



* はじめに
新型コロナがアフター・コロナの時代にうつる。そんな時期に面白いyoutubeを見つけた。藤井厳喜の『ワールド・フォーキャスト』である。リーマン・ショックでデフォルトしたアイスランドが、混乱を克服し二年間で回復、現在、順調に経済成長してるという。よそ事ながらけつこう、という問題でなく、アフター・コロナの日本の財政政策への提言につながってる。緊急事態にたかまる国民の不満から国債発行で積極的財政がうごいてるが、これがまたぞろ増税に転換する恐れが指摘されてる。

* またぞろ増税路線に復帰か
その根拠がハイバーインフレにとか、デフォルトにといえば。おとなしい日本国民は振るえあがると。日本の伝統的一部の方々がいう。ところが藤井さんは、デフォルトになってもアイスランドは復活だが、米国もデフォルトした歴史がある。デフォルトから復活をみせた国はすくなくない。ところが財政政策の議論が日本ではデフォルトで思考停止。日本の将来のために、思考停止することなく積極財政をおおいに議論すべきというのだ。この鬱陶しい時期に心があらわれるような記事だった。

* デフォルト、通貨が下落、輸出が激増、経済成長へ
アイスランドでは通貨クローナが下落、元々強みのあった産業に集中、優位の輸出が急増、経済が二年で回復した。ここで経済にくわしい高橋洋一氏の話しを思いだす。ギリシャだが、この国は二百年に百度ほどデフォルト、つまり二年に一度。ここでもドラクマが下落する。この国は西欧文明発祥の地、観光地にめぐまれてる。たちまち観光客集中。それで回復。調子にのってまたデフォルト、この繰りかえしらしい。アルゼンチンはかって先進国になると目されてた。母をたずねて三千里はイタリアのまずしい少年マルコが出稼ぎの母をこの国にさがす物語りである。ところが先進国になりそこねた。最近もデフォルトがおきた。さて日本は。もし円が暴落したらモノづくり大国日本が復活し、輸出にささえられたちまち経済は復活するだろう。さてアイスランドの例はまことに日本人に力をあたえる。では結論である。

* 結論
インフレはおそろしい。いったん始まるととまらない。死に至る病である。とか、不安をあおる議論がすぐでる。でもデフォルトは日本の終了でない。四百円時代の日本にもどり輸出に勢をだせばよい。デフレで現世代をいためつけては、経済成長を放棄しては、日本の将来などない。国債を発行する積極財政をおおいに議論すべき。そうおもいませんか日本の皆さん。

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