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高橋洋一氏、おおいに吠える [バカにされないクスリ]


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* はじめに
加計問題で正論をはいて異彩をはなつ高橋洋一氏がおおいにほえる。と、いうしかない面白いユーチューブを見つけた。吉田康一郎(日本のこころ、衆議院東京都第七支部代表)政治経済勉強会で講演したもの。その概要だが安安倍政権の経済政策を安倍総理との交流の逸話をまじえ解説し随所に政治家の名前をだして政界の裏側までのぞける。また高橋氏をきらう財務省の暗躍、その手の平におどるマスコミの姿ものぞける。

* アベノミックスの金融政策は雇用政策
アベノミクスの三つの柱は、金融政策、財政政策、規制緩和である。そのうち金融政策は実は雇用政策である。失業率がさがれば、自殺者がへる。生活保護受給者がふえない。強盗件数がへる。つまり社会不安がへる。マクロ経済政策は雇用政策である。これは欧米では普通。米国の金融政策をつかさどる連邦準備制度理事会のイエレン議長は労働経済の専門家である。この政策は本来民進党が推進すべきとおもうが、安倍さんがいちはやく取りいれた。近頃、失業率が三パーセントをしたまわり人手不足がさけばれる。景気回復が自大学の就職好転でわかる。一応成功だがデフレ脱却の目標には、まだたっしてない。さらなる金融緩和がもとめられるところ。経済の諸問題についてふれる。

* 財政破綻はない
巷間によくいわれる財政破綻はない。財務省は負債だけをみてマスコミに発表する。だが負債にはかならずそれに見あう資産がある。貸借対照表をつくってかんがえる。これは民間企業が銀行に借入をしようとするともとめられる。銀行はこれで企業の財務状況をみて貸しだしを判断する。で、おなじようにつくる。その時、日銀を政府の子会社として統合政府というかたちでつくる。

政府の資産は九百五十兆円、負債は千四百兆円。日銀の資産は国債、四百五十兆円、負債は銀行券、四百五十兆円である。日銀の特殊な性格がここにでるが銀行券は一万円札などの「お金」である。これは日銀が国民にたいしもってる負債といえるが無償還、無利子。実質的には債務といえない。だから、これを政府の債務からのぞける。すると負債は九百五十兆円と貸借対照表の左右がぴったりとあう。つまり財政破綻はない。

この説明で納得できない人がいるかも。だが北がミサイルを発射する状況だが通貨である円が円安にふれない。世界情勢が不安定になるときまって円高となる。つまり世界は円を安全資産。日本が財政破綻しないとしんじてるから。もう一つ。ギリシャ危機のように国債が暴落することにそなえた特殊な保険がある。この保険の利率をみればよい。日本国債は最低の水準の利率。実は外国から私のところに照会がある。彼らは金融の専門家であるからすぐ私の説明に納得する。

* 年金破綻はない
年金の破綻はない。年金から株式に投資をしてる。これを心配するむきがある。もしこれで全損しても年金受取額の五パーセントがへる程度。この年金の資産、負債も完全に釣りあってる。破綻はない。質問にこたえる段階となった。

* いろんな質問にこたえる
一、国家目標は国内総生産で実質二パーセント、名目で四パーセントの伸びを。
二、移民は。移民により社会問題がうまれるのはよくしられてる。それよりAIの活用を。看護婦さん、お医者さんの機能、これも相当にカバーできる。
三、沖縄で中国との貿易構想が問題となってるが。競争条件が同等という相互主義が必要。FTAはモノだけ。モノとサービスを対象とするTTPが必要。ここでは資本取引の自由化、知的財産権の保護、国有企業の不公正なあつかいの防止がふくまれてる。これで相互主義の確保を。
四、年金受給年齢が年々おくれてゆくが。寿命がのびるから、おくれる。これは合理性があるので仕方がない。それだけ活動期間がふえたのだから、それに見あった人生設計を。
五、年金に過剰積立があるのでは。平均寿命八十、労働の期間が六十と二十のあいだ。この年金数理から過剰積立はない。積立が百兆円、将来に二千兆円が積みあがる。負債が二千百兆円と問題ない。
六、個人消費をあげるには。いっそう失業率をさげ、人手不足、賃上げ。所得がふえ個人消費がふえる。最後に高橋先生の考えかたに理解をしめす政治家はときかれた。

* 高橋経済学に理解をしめす政治家は
自民にはすくない。民進にいたが、いまはいない。ここから維新にいった小沢鋭仁氏。落選したが金子洋一氏。彼は連合の古賀会長の勉強会の講師に自分をよんでくれた人。安倍さんがやめれば私のかんがえるような経済政策はかわるだろう。だからあたらしく政治家を目ざすみなさん、ここが狙い目ですよ。と、いうことで 紹介はここまで。さて私の感想にうつる。

* 感想
私はユーチューブで見かけるごとに高橋さんの記事をよむ。そしてその正当で合理的な論理に感服した。だが彼を理解する政治家はすくなく財務省はまるで敵あつかいである。もっと評価されてよい。気の毒におもう。ところで国民のみなさん、私の説明が理解できましたか。私は高橋さんの理論を完全に理解して評価してるわけでない。かずかずの彼の記事にせっし彼の主張に信頼がうまれた。細部で理解できないところがありつつ全体として納得してる。私が本当かなとおもったところをのべる。

一、財政破綻であるが、日銀の発行する銀行券が国民にたいする負債は一応理解できる。だがこれが実質的に負債でない。だから政府の負債と合算して九百五十兆円となる。このあたりは追っかけきれない。お前が自分の言葉で説明しろといわれてもとても自信がない。
二、年金で八十、六十、二十の年齢をたよりに、はたらいて年金を積みたてる年代、退職して受給し死亡するまでの年代。これをもとに年金を設計するという考えは納得した。だが具体的にどう受給額を計算するか。平均寿命もかわってゆく。どう調整するのか。わからないことばかりである。信頼してるから彼の結論を受けいれてたといえる。

だから信頼があるこその納得である。ところがである。信頼しつつだまされてるのでないか、そうでないといえる証拠はどことさがしてる自分に気づく。世界ではどうか。やってみて成功したか。実績は。傍証は。つまり信頼しつつ常にだまされないように注意してる。さて結論である。

* 結論
私のブログをよんで高橋さんの考えをしった国民のみなさん、よんで納得しましたか。だまされてませんか。私に、あるいは高橋さんに。どうですか。

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