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古代ギリシャの歴史、その序(簡略ギ歴) [英語学習]

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* 内容の紹介
古代ギリシャの歴史をあつかううえで必要な導入の説明である。本来ならこの連載の最初におかれるべきものだが、マンテニイの戦いの後に、ここであつかう。なお古典ギリシャにつづくべき部分がのこってる。それらもつづけてのべる。
(Ancient Greek History - Introduction - 01、Historyden)

* はじめに、何故ギリシャか
これから古代ギリシャの歴史についてのべる。まず何故古代ギリシャか。古典ギリシャは二千五百年たってる。そこから我々に贈り物がある。西洋文明は法、音楽、文学、詩歌、政治、行政、生物、哲学、などへの贈り物をえてる。そのなかでもただ一つあげるなら「自由」という概念である。これが西洋、世界にあたえられたのである。すべての市民が政治に参加することができる。その自由である。この当時ではめずらしいものだった。古代エジプト、メソポタミア、近東のペルシャをみたらわかる。単独で血筋がさだめた支配者が存在する。王権がすべての法をつくり帝国、行政組織のすべてを支配する。そこにおかれた諸会議は普通の市民が運営しない。この形態は現代のものとちがう。古代ギリシャがさって、その後にあらわれた他の文明ともちがってる。

* ギリシャが世界に貢献したこと
では古代ギリシャ人がやったことは何か。自然界をしらべ疑問をもち理性の目でみる。よく観察する。それは王の権威には左右されない。これが彼らがやった中核的なものである。ギリシャ悲劇がある。おおくの悲劇が実際に公演された。私にはレオナイデス三百が思いうかぶ。また超人的な人物、アレクサンダー大王のような人物も思いだす。さてこんなことをギリシャ人がやった。序論はこれまでである。

* ギリシャの地理
では地理について説明する。まず北部、マセドニア。東に隣接してスレイス。ここの人々は南部のギリシャからは半分は野蛮人とみられた。ただし彼ら自身はそうかんがえてない。ギリシャ人とかんがえてた。次は中部ギリシャ。テッサリ、その南がビオーシャ。さらに南はアティカ、有名なアテネがある。次に西にうつってペロポネソスにはスパルタ。その西はマイシニア。彼らは約百年のあいだギリシャ南部を支配した。これらから東にうつる。現在のトルコ、そこの地中海沿岸にイオニアがある。彼らはギリシャ本土と文化、伝統を共通にする。

* 時代区分
次に時代区分についてである。マイシニアのギリシャの時代である。紀元前一六〇〇から一一〇〇年のあいだである。これはおよその目安である。学者により時代がさかのぼったり、あたらしくなったりする。これは青銅時代である。道具、武器が青銅製である。そしてホーマーのトロイ戦争の時代である。この都市の実在性についておおくの研究がある。千二百年代にマシーニアがなくなった。その原因は不詳。これはヒッタイトもなくなった。事情はおなじかも。地中海領域に発生した大災害。好戦的な海の民の攻撃、流行病。大量の人々の流入、ある種の通貨の崩壊など。だが不詳。次である。

ギリシャの暗黒時代。この時代のおわりは次のアルカイックの時代のはじめまで。そのはじまりはマイシニアの時代のおわりから。この時代は鉄器時代のはじまめである。道具や武器が鉄製となった。これは技術的進歩を意味する。これは地中海全域にひろがっていった。次である。

アルカイックギリシャの時代。紀元前八〇〇年から五〇〇年。あるいはレオナイデスの時代、四八〇年まで。最初のギリシャのアルファベットがつくられた。。この頃にフェニキアから部分的に借用してつくった。ギリシャ人は骨董品をさかんに交易してたフェニキア人と交流があった。アルファベットがつくられた頃はすべてのものがひろがっていった。またこの頃にはポリス(都市国家)が登場してきた。この政体は地中海にひろがっていった。

この次に古典ギリシャの時代。ここがギリシャの歴史のなかでもっともかたられるところ。またもっとも尊敬をあつめる時代。歴史に名をのこす人々があらわれアテネやスパルタが隆盛をきわめた。ペルシャとの戦い、ペロポネソス戦争。アレクサンダー大王。マラソンの戦い。三大哲学者、ソクラテス、プラトン、アリストテレス、偉大な歴史家、ペルシャとの戦いを著述したヘロドタス。アレクサンダー大王の死亡。
この後に、ヘレニズムの時代がくる。紀元前三二三から一六八年。ここでアレクサンダー大王の帝国が分裂してゆく姿。やむことのない争いの継続、その結果もたらされるもの。しずかに衰退してゆくギリシャの姿。軍事力をうしない衰退してゆく姿。他方、ローマの興隆。両者が競争し支配し最後にローマの勝利におわる。

そしてローマ、ギリシャの時代となる。これは二つの文化が混合する時代。ギリシャはもはや軍事的に無力となるが彼らは西洋文明にたいしてあるいはローマ、地中海世界、非軍事の分野における莫大な貢献をしてゆく。

(おわり)

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