力二郎、尺八郎、かえる [八犬伝]
(画面上をクリック、 別画面で拡大)
矠平は、犬山家につかえていた時、音音(おとね)と不義の関係をむすんだ。音音は双生児、力二郎、尺八郎をうみ、道節の乳母としてとどまった。矠平(当時は姨雪世四郎)は放逐された。上野の新芽山の道節の隠れ家には、音音と力二郎、尺八郎の妻、曳手(ひくて)、単節(ひとよ)がいる。そこに戸田河の血戦をへた矠平がもどってくる。さらに傷をおった力二郎、尺八郎ももどってくる。懐しい人びとが七夕の夜にあつまった。
これは、曳手、単節がひく馬にのって、ふたりが音音のもとにかえってゆく姿である。なお、この場面は見開きで2画面に展開されていた。それをそのまま複写したので、左の棒状のものが残った。
2014-08-07 14:29
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