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朝日が慰安婦で訂正記事 [慰安婦問題]

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朝日新聞が訂正記事を掲載した。自称、山口県労務報国会下関支部動員部長である吉田清治氏が戦時中に女性を強制連行したという証言はあやまりだったとみとめ、訂正したものである。これについては、産経新聞が朝日の記事を否定しており、さらに今回政府も事実にもとづく正しい歴史認識をもとめるコメントを発表した。わたしの感想である。

当然のことである。32年も前のことだそうだが、あやまりを訂正したことは一応、評価できる。しかし、朝日がこのようなことを、やってる事に特別な驚きはない。これからも形をかえて、やりつづけるだろうと思う。その合理性である。

この国の未熟な民主主義では、政府を否定することが意見の表明であると信じられている。意見といえば、否定することであり、賛成するのは意見でないとまで思ってるように感じる。正当な手続で選出された政府を否定することは、この国の人びとを否定することにつながるのだが、過去の歴史から、とにかく反対しておいた方がよい、という安易な伝統がある。朝日がこのような伝統を利用して、新聞をうり、社員の生活を高くたもとうとする。まったく合理的なことである。ある記事で、最近の朝日は面白くなくなった。するどさがなくなった。どうした朝日という、感想があったのを思いだす。この訂正をまってたかのような橋下大阪市長のコメントがあった。しかし、これからも材料はある。この経済合理性の力は強い。でつづけるだろうと予想する由縁である。で、結論である。

この国の人びとが、意見は国民の総意形成に重要だ。その認識をもっと自覚することが必要だ。政府のいうことは、わたしの見るところ80%は正しい。だから大体は賛成意見になる。あとの20%を修正し、総意形成に役だてる。この過程の重要性を認識してほしい。さらに否定も、一部修正の場合がおおい。代案もない全面否定は無責任である。健全な総意形成がおこなわれること。それが重要である。今回のことについてである。

国民の総意形成の重要事項にあやまりがあったら、すみやかに訂正すべきだった。

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