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佐村の変その2 [これって何]

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佐村河内さんのゴーストライターだった新垣隆さんのことを書く。この題名はちょっと変だが、前とのつながりからこのままにする。ひさしぶりのマスコミ登場である。テレビに出演しピアノ演奏を披露した。今は伴奏と作曲活動だけだという。けっこうなことだと思う。下表は新垣さんがゴーストライター時代に作曲したとおもわれる作品である。多岐にわたる。大作も、小品も、交響曲、ゲーム音楽、映画音楽など、多彩である。ゲーム音楽への評価はたかい。たくさんのオファーが直接くるようになった、という。

分野別の作品
分野
作品
交響曲など 二胡と管弦楽による劇音楽のための主題曲と変奏曲
子供のためのピアノ小品
交響曲第1番
ヴァイオリンのためのソナチネ嬰ハ短調
ピアノ幻想曲(ジ・エターナル)
ピアノ・ソナタ第1番
オルガン組曲(アシュリー)
和楽と管弦楽のための(死霊I - IX)
交響曲第2番
ピアノのための、死霊・第1章
無伴奏ヴァイオリンのためのシャコンヌ
弦楽四重奏第1番
弦楽四重奏第2番
NHK、五木寛之 21世紀・仏教への旅
二管編成の音楽(ヒロシマ)
交響曲第3番(2007年当時制作中)
CRASH MIND TOWER
左手のためのピアノ小品、MIKU(1)
映画音楽 秋桜(cosmos)
六悪党
桜、ふたたびの加奈子
ゲーム音楽 バイオハザード (D.S)
鬼武者
テレビ音楽 NHK、山河憧憬
中国2001年のテレビドラマ、呂布与貂蝉
吹奏楽 吹奏楽のための小品
祈り(東京佼成ウインドオーケストラ委嘱作品)


御本人によれば、現代音楽が本業である。それ以外は副業だという。だからこのような音楽のほとんどは本業ではないらしい。で、その本業をYuotubeできいてみた。感想である。文句をいわなくてもいいことだが、ひどい。とても気持悪い。何故こんなことをするのか、わからない。わたしだけかとも思ったが。そうでない。ラジオの深夜番組で爆笑問題の太田さんもナイナイの岡村さんも、ひどいといってた。

音楽は約束事の世界である。若い人は古いといって伝統を振りすてようとする。それもよい。がしかし、あたらしい約束の世界にはいるだけである。また音楽は調和の世界である。おおくの人びとのもつ調和をこわしては音楽という分野は成りたたない。これは素人としての感想である。どこか上から目線でお説教くさい現代音楽をきかされるのは、御免である。

新幹線が運行を開始した1960年のはじめだと思う。車内アナウンスの前に音楽がながれた。これはいわゆる十二音階によるものだと思うが独特のものだった。ちょっとすわり心地の悪いとこもあったが新時代の到来をつげるような気分となった。ゴジラの音楽がすきだった。これは伊福部昭氏によるものだった。ゴジラの金属的な雄叫びとともに、この力強い音楽がよく調和した。宮崎駿監督のアニメもののけ姫の米良美一の歌も、アニメの世界と調和して気持よかった。これらはあたらしい時代や世界と調和して、わたしには素直に受けいれられる。さて結論である。

現代音楽を否定するつもりはないが、おおくの人びとがもとめ、あたらしい時代を感じさせる音楽を提供してほしい。新垣さんにそうお願いする。

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