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安倍総理の辞意表明


* はじめに
安倍総理が潰瘍性大腸炎の再発をうけ辞意表明した。二〇一二年末からの長期政権の終焉だった。民主党政権の解散により安倍政権が登場した。株価があっという間に上昇した。国民が自民党政治にお灸をすえたが無能にあきれておきた保守の復活だった。時代がうごく。ここで感想をのべないと、いけない。

まず安倍さんだが、ご苦労さま、感謝という。外交は歴代首相の随一だった。票田でもない外国相手にこれだけ実績をあげたのは、めずらしい、TTPの協定は米国を凌駕し世界を先導する勢いだった。EUとの協定調印にわざわざ先方が日本にやってきた。日本が外交で主導権をとった政権だった。自由民主の価値観は日本ではお得意の枕詞だが、インド太平洋とおおきく構え、米国を巻きこみ中国包囲網を形成した。慰安婦合意で韓国を整理し理不尽な主張が崩壊してゆく現象をみちびいた。目だたないが巧みで鋭い安倍さんの能力をかんじた。次に経済のことである。

金融政策で雇用を創造する。どうして金利をさげれば改善するのか不思議だが、全県の雇用がすべて改善という成果をあげた時、これが近代経済学の真価か、インフレターゲットはこうつかのかと驚いた。消費増税をおさえることができず、いまだにデフレ脱却がはたせない。これは副総理であり財務相でもある麻生さんが足をひっぱった。この当選回数をほこる人物は独特の人柄で根づよい人気がある。だが財政政策にそれほど熱心でも、勉強家でもなかった。だが平成の低迷からここまで日本を引きあげた。国民として感謝せざるをえない。と、ここまで政治評論家気どりできたが、これから、いつものように言う。

* 安倍さんは責任をとったが、マスコミは
安倍さんは、持病の潰瘍性大腸炎の再発にせっし、自らの職責をまっとうできない。この認識から辞意を表明した。政治家の責任のとりかただ。やはり政治家は責任をとる。では国民はというと、責任をとらされるという形でとる。官僚だが政治にとる。十万円の給付金だが申請から十日だった。驚いた。財務省は従来の枠組みでやるといい、都道府県、市町村がきそうように努力して給付した。休業補償も役だってるという。ところで政治に大事な存在がもう一つある。

マスコミだが、今回のコロナ騒動で無責任さが際だった。幸い日本は対策で好成績をあげてる。さすがのマスコミも風をよむ。全国民にPCR検査せよとはもういわない。そればかりか、そんなこといってなかったね、とTVでうなずきあってるらしい。かって新型インフルが蔓延したが日本は抜群の成績だった。なのにいたずらに悲観論を振りまいた。不安は免疫力をさげる。視聴率ほしさの扇動は国民の健康、生命に害をあたえる。なのに追いつめられたように不安をあおった。今回無責任マスコミの悪業は際だった。では結論である。

* 結論
安倍氏の政治姿勢の誠実さは無責任マスコミと好対照だった。これを放置してはならないとの考えで放送権のオークション、消費税軽減税率の返上、さらに瑣末な提案までしるしたことがある。だが無責任マスコミの横行は今後もつづくだろう。困ったこてですね。国民の皆さん。
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