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韓国、GSOMIAにもどってきました


* はじめに
この二十二日、韓国がGSOMIAへの復帰を日本政府に通知した。ぎりぎりだった。あの勇猛な韓国が前言を撤回。正直、おどろいた。こわい物みたさもあり、その見事な決断に感銘すらうけてたのだが。ここは冷静にかんがえねばならない。現状はどうなってるか。

* これまでの状況を振りかえる
戦略物資につき七月にホワイト国除外、八月に規制強化。ここで韓国がGSOMIA破棄を通告。だがこの二十二日に撤回となった。これをどう評価するかである。

* GSOMIA破棄の外交手続は
GSOMIAに不満があるなら八月の時限までに協議を徹底すべき。外交的にいえば十一月までの期間は廃棄の整理期間。ここで条件を交渉するのは御門違い。当事国でない米国がここで撤回とせまるのそちらの事情。彼らは突然に廃棄を通告した。にもかかわらず十一月までを交渉期間と振るまった。非常識な外交である。あらためて確認すべきことである。

* どうしても確認しておきたいこと
戦略物資の適正管理は国際的な義務であり、GSOMIAとは別次元の問題である。これについて韓国はWTO提訴をいってた。これに政府間交渉がうまくゆくかぎりおこなわないと日本に貸をあたえた振りをしてる。だがこの交渉は提訴という問題に左右されるべきでなく、原則どおりすすめるべきである。勿論、GSOMIAに影響をうけるものでない。行方不明となったフッ化水素の追及もなおざりにすべきでない。

いわゆる徴用工だが、来年二月まで現金化が延期されたそうだが、これもおなじ、日本の主張にいっさい譲歩があってならない。またわすれたかもしれないが、いわゆる慰安婦合意、レーダー照射、上皇陛下への韓国議長の暴言についても引きつづききびしい対応がもとめられる。今回の件で米国の動きである。

* 目だった米国の動き
この撤回につき韓国大統領府は安保室長を訪米させ相談させたという。この数週間に米国から国務省、国防省の高官、駐韓米国大使による圧力があった。同時期に米軍駐留経費の五倍交渉があった。最後に議会上院の決議がなされた。これは結局のところこの破棄が日韓というより米国の安全保障をそこなうとの懸念があったからである。日本は安全保障で韓国が信頼できないといったから、GSOMIAを破棄する。韓国の主張だが言い掛かりである。これは大統領選挙の公約となってた。だから当初の構想の実現である。日本を引きあいにだしたのは米国の圧力をさけようとの思惑とおもう。

フッ化水素など戦略物資の規制は安全保障にかかわるが、GSOMIAとは別次元である。韓国は今後も離米、離日の動きをつよめ、日本のみならず米国との関係も悪化してゆくだろう。

報道における今回の評価だが、一般人の意見として近隣だから友好がこわれなくてよかったとか、額賀日韓友好議連会長が安堵する声が紹介されてた。違和感があった。私がyoutubeでみるのは、日米をはなれ中国、ロシアに接近する韓国とは距離をとる。そのためにGSOMIA廃棄はむしろのぞましいというものだった。結論である。

* 結論
日韓議連の河村建夫氏が文喜相韓国議長の韓国でも評判がわるかった提案につき発言してた。日本企業の自発的寄付をもとめる基金構想だが、これが何とか実現できないか腐心してる姿が紹介されてた。五億ドルもの日本側援助により解決された問題を蒸しかえすこんな人物にまことに同情的である。どこの国の国会議員かとおもってしまう。どうおもいますか国民の皆さん。


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