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加計学園、親切な文科省 [バカにされないクスリ]


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* はじめに
加計学園については二回の閉会中審査で大勢はみえた。だが野党とマスコミは良いお友だちか悪いお友だちか、いつ加計のことをしったのかと疑惑さがしに躍起である。ここで私は設置認可に親切な文科省をしめす文書をみつけた。それはグーグルで「文科省」「大学の設置認可・届出」で検索すると文科省公開文書にたどりつく。そこから「申請のスケジュール」というpdf文書をみつければよい。その概要である。

* 前々年度の十月に申請、翌年度の八月に認可、申請から開学には二年
学部開設の申請は開設の前々年度とある。 専門委員会による審査、それの意見にたいする補正の提出を繰りかえし、教員の資格審査をへて開設の前年度の八月に認可というスケジュールがしめされている。もちろん、これは標準でありさらに指摘があれば認可時期がずれる。これでわかることである。正式の申請に先だつ事前の相談がある。これをふくめれば開設にいたるには二年度が必要ということである。

* 学園は、二〇一六年四月からはじめ二〇一八年四月の開設を
これで加計学園は獣医師学部の開設、つまり新入生の受け入れ開始を二〇一八年四月にさだめ二〇一六年春から実質申請手続にはいったことを意味する。この経緯はすでにのべたが、二〇一六年十月二十一日付けの文書のことが国会の質疑にでた。文科省高等教育局長がおこなった答弁のなかに学園とは十月二十一日以前にも以降にも接触があったとみとめた。この 時にすでに学園は正式に申請をしてたろう。さらに局長は二〇一八年四月の開設にむけ担当課でシミュレーションをしてるといった。これは通常の手続がすすんでることを意味する。これから野党やマスコミの疑惑の根拠が薄弱となる。

* 学園の申請手続は特別な圧力によりすすめられたものでない
文科省は二〇一六年三月三十一日までに異議があれば申しでるべしとの宿題をあたえられ、その期限がきた。異議がでなかったから当然、学園はその翌日の新年度初日から申請にうつる。文科省は従来のように申請を拒否する理由がない。おそらく事前相談をうけたはずである。学園は事前相談をへて十月に正式申請したはずである。ここで野党やマスコミが問題にしたことをいう。

* 文科省はすすんでる申請をはっきりさせにくい理由があった
この年の八月に学園が農水相はかの関係者にはやばやと陳情におとずれたと問題にした。だが 最短の開設をのぞむ学園としてこの陳情は無理からぬもの。他方、ならば何故文科省はもっと明確に説明しなかったのかと疑問がでる。これは役人特有の保身にはしった結果。だが最小限の申請の情報をもらしてるのはすでにのべた。さらに推測するが具体的進捗状況をあきらかにしにくい事情があった。それは大学、研究者による教員の資格審査がひかえてる。文科省が進捗状況をあきらかにしたくなかったのは、それが彼らの反発、自分たちに圧力をくわえてるとの反発をおそれたからであろう。そこで情報の開示を最小限にとどめた。さらに野党やマスコミにはおおきな誤認があるとおもう。

* 野党やマスコミが必要な手続を誤認してる、内閣府のまえに文科省への手続が必要
獣医師学部の開設には内閣府への申請、それによる特区認定と学園の指定が必要。だがそれとは別に文科省への申請が必要である。つまり内閣府への申請のみでは開設できない。まるで学部開設が二〇一六年十一月から翌一月の短期間できまったかのようにいう。これはあやまりである。学園は二〇一八年四月の開設にむけ通常の手続を二〇一六年春からすすめてた。その時ははたして特区認定されるかはあきらかでない。だがそれが実現することを夢みて文科省にはやばやと手続をすすめてたのである。

民進党玉木氏が何故ボーリング調査をやるのかと批判してたが誤解である。文科省における審査に必要な手続として実施したものだろう。事実、私はこの六月にユーチューブで土地の造成、建物の建設がほぼ完成してる姿をみた。このような動きも八月の陳情も当然の動きである。疑惑の根拠にはならない。さらに京産大である。

* 京産大は学園が教員を確保したので教員確保ができなくなった
おそらく彼らは内閣府の申請のみをおこなってた。学園のように文科省へはやってなかった。さらにたしか七十名をこえる教員を学園が確保した。自大学ではそれに対抗できる教授を確保できないと自覚したのだろう。記者会見で その旨発言してる。手続に不正がなかったとの発言ももっともである。ところで内閣支持率が三十パーセントをきった。

* 内閣支持率の急落の原因
これにはおどろいた。加計学園がおおきく影響したという。安倍さんや役人の率直でない対応が国民の疑念をまねいた。たしかに問題があったとおもうが私はマスコミの偏向報道をしんじた国民にその責任の大半があるとおもう。すでにのべたように本筋をおえば疑惑の中身がまったくない。それをしらず、しろうともしない国民がわるいとおもう。売らんかなのマスコミの姿勢が偏向報道、 印象操作にはしるのは合理的である。ちゃんと報道せよというがこのようなマスコミにだまされる国民がわるい。支持率の急落はマスコミがこの程度の国民と馬鹿にしてる見方が残念だが妥当であることをしめした。さて結論である。

* 結論
今回の騒動により文科省は希代の悪人になった観がある。だが私がのべたように文科省は安倍内閣の方針のもとに獣医学部開設にむけ粛々と手続をすすめてるはずだ。今回の手続のことだが関連文書をみれば審査手続は大変なものだとおもう。重要な審査である教員の資格審査は八月という。暑いなかで頑張ってるみなさんが目にうかぶ。ご労さまといわざるをえない。努力してる人たちの姿をみようとしないのはまさしく馬鹿である。

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