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ローマの建築、その二(簡略ロ歴) [英語学習]

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* 内容の 紹介
ローマの建築のその二として高架式水道、離宮、大浴場などをあつかう。
(Ancient Rome History - Part 2 Roman Architecture - 10、Hsitoryden)

* 重力だけで給水した高架式水道
前回の建築につづいて今回はさらに多様な建築をみる。高架式水道である。非常に遠距離にある水源から水をひく。都市がどこにあろうともこれで給水できる。南フランスのポント・ド・ガールにあるものが有名である。この給水にはまったく動力をつかってない。重力による落差だけである。正確に切りだした石のかたまりを組みあげて複数の高架構造とする。つぎはローマのバシリカである。

* バシリカ
後年はキリスト教に関連してきたが当時はまった宗教には関係がない施設である。大規模な商業施設である。市場にちかいところに建設された。次は市場である。

* 市場(フォーラム)
これはいくつかの政府の建築物がふくまれ通常は都市の中心部にある。ローマの市場が有名だが、ここがローマの公的活動の中心となる。ここで政治家の演説がおこなわれ、凱旋した将軍の勝利の行進はここにやってきておわる。また商業活動の中心である。現在のこってる市場はパラタインヒルとキャピタルラインヒルの中間にある。これはローマの七つの丘のなかの有名な丘である。次は二輪戦車競技場である。

* ローマ人が熱狂した二輪戦車競技場
ローマ人はこの競技を非常にこのんだ。それはベンハーの映画にも登場した。非常に危険な競技でもあった。だが彼らの愛が大規模な競技場をつくった。最大のものがサーカス・マクシマスである。今も市場の近くにのこってるが往時の盛大さはない。座席数が十五万、長さは二千フィート(六百十メートル)、幅が三百八十フィート(百十六メートル)もあった。ローマではなんらかのが宗教行事にあわせ、このような競技をひらく。通常は有力者が後援する。それは市民の愛顧にこたえるもの。それでシーザーも市民の期待にこたえるため後援した。これらの競技は一日から数日におよんだ。二輪戦車競技、野獣狩り、体育競技、戦士の戦いなどである。戦士の戦いはここだけでなくコロシアムでもおこなわれた。この行事に参加するものは現在のオリンピックのように開会にさいし行進する。だが現代とちがう。彼らの競技は生と死をかけたものであった。これは映画の名場面にでてくる。離宮(ビラ)についてである。

* プールもある離宮、別荘
これはローマの別荘、上層階級のためのもの。共和制および帝制時代につくられたものである。その一つにヘイドリアン離宮がある。ヘイドリアンは帝制時代の皇帝である。彼は十二の離宮をもってた。奴隷の給仕がひかえていて年中利用できる。実質的には夏の避暑のためだった。富裕な階層の人々がつかう。ヘイドリアンには豪華な家具、プールがあり、周囲がいくつもの彫像にかざられ、その床はモザイクあるいはフラスコ画がえがかれてた。他の別荘もプール、泉をもつ。そこで各界の名士をあつめ豪華なパーティをひらく。次にダイアクリーションの引退生活のための別荘がある。

彼は後期帝制時代の皇帝。皇帝は仕事中に死亡したり暗殺されたりしてその治世をおえる。このような引退がめずらしいが理由がある。ローマ帝国が崩壊の危機にあった時、彼はそれをとどめ復活させたのだった。もっとも保存状態がよい。ローマの大浴場である。

* 英国にのこる大浴場
これはほとんどが公衆のための浴場である。もっとも有名なのは英国にある。当時の浴場は土地を掘りさげ周囲に柱をたてた構造となってる。この柱よりうえの建物は現代につくられたものである。浴場は通常は温泉につながってる。これが供給源である。それをあたためる必要がある。浴槽のかたちは円形や長方形がある。ここはおおくの観光客がおとづれる場所となってる。次に凱旋門である。

* 将軍が行進した凱旋門
凱旋した将軍がこの門をくぐり行進する。この門はおおくの勝利にささげられたものである。その一つにタイダスの凱旋門がある。凱旋門はおおくの場合、保存状態がよい。ある人がいうにはこのような門を一つたてるには五千人をころさないといけないという。シーザーはこの点ではもっとおおくの人々をころしたという。壁のことである。

* カルタゴからまもった壁
その一つにサービアンの壁がある。ローマにあり当時のものである。壁はのこったが門はうしなわれた。紀元前四世紀の頃に防衛目的でたてられたものである。紀元前三九〇年、ゴールがローマに侵入し略奪した。このため壁がつくられた。後年のカルタゴ戦争にはローマの防衛におおきな役割をはたした。もっとも保存状態がよいのはスペインにある。最後に図書館である。

* トルコにのこる図書館
これは現在のトルコ、エフェシスにある。サルシスの図書館という。ここからローマ時代の建築物も発掘されてる。これは一万二千点の巻物を所蔵してた。

(おわり)



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