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オディセウス [英語学習]

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* 内容の紹介
トロイ戦争の後日譚、戦争に参加した将、オディセウスが帰国の途につく。しかし神の怒りにより二十年間、地中海をさまよう物語をあつかう。次にその大意をまとめた。
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* はじめに
主人公の名前はオディセウス。王国を支配し家族との幸せな生活に満足してた。その境遇から戦争に駆りださた。戦争をおえ帰国の途につきながら神の怒りにより嵐の海を流浪し食人鬼、妖女、怪獣に苦しめられつつ、ついに妻に再会し王国に復帰する。

* トロイ戦争をおえ帰国するオディセウスの旅
オディセウスはエシカの人である。その神話は彼が神の力をもたぬただの人としてトロイ戦争をたたかう。その後、困難の後に故郷の妻と再会をはたす。

* 故郷でまつ妻
故郷で王である夫の帰りをまつ妻、ペネロピがいる。王不在の長さからあらたな夫選びの圧力がかかる。彼女の愛をえようとおおくの男たちがやってくる。彼女の愛をえた者が王となる。これが当時の慣習である。彼女の気持がおれないうちにオディセウスが帰国しなければならない。これはホーマーがかいた神話の中でもっとも有名なものである。

* 海の冒険により富をえる
これは危険にみちた世界を生きぬくための指導の書でもある。また古代のギリシャ人が、海にかこまれ、やせた山地しかない古代のギリシャ人が危険な海に挑戦し、冒険の旅をへて、ついに富をきづくという姿を反映してる。

* 食人鬼、サイプラスの怒り、父、ポサイドンの怒り
彼の旅は十年間のトロイ戦争がおわった時点からはじまる。まず途中で数週間の停泊をした。そこであやうく命をおとしそうになった。サイプラス、食人鬼にあった。彼に攻撃をくわえ危地をのがれたが、おおきな過ちをおかした。神の怒りをかい、さらにその父、ポサイドン、海の神の怒りをもまねいた。

* ソーシ、性の神の饗宴
ポサイドンがもたらした嵐を乗りきった彼と乗組員はやがてどこかの海岸線を見つけた。偵察の船を派遣し上陸させた。巨大な城壁にかこまれた石造りの宮殿があった。それはソーシ、性の神の宮殿だった。彼らは宴会に招待され歓待された。だが最後に豚に変身させられた。

一人の男がこの誘惑をのがれオディセウスにもどり警告した。ゼウスはハーミイズを派遣しソーシの魔法をふせぐ薬草を彼にあたえた。モリーという。城を訪問したオディセウスを豚にかえようとしたが失敗した。彼女は計画を変更し寝室にさそった。彼はソーシに提案した。豚にかえた部下を人間にもどすこと、魔法をつかわないことを約束させた。その上で彼女の誘いを受けいれた。彼は一年間、その宮殿にとどまった。

* 性の二重基準
これは結婚した男の婚外性交渉である。ホーマーはこれを何ら問題としてない。ここにギリシャ社会にある二重基準の問題があらわれてる。女性は貞節をもとめられ男性は性的放縦がゆるされる。結婚外の女性関係は罪でない。

* 地下の世界で盲目の予言者からおしえをうける
一年間がすぎた。オディセウスは故郷にかえりたくなった。彼は妻と王位にたいして責任がある。かえらなければならない。ところが彼は寄り道をする。死者がすむ地下世界である。

彼はすでに十二年間、故郷をはなれてた。帰途を安全にするためポサイドンの呪いをさけねばならない。パーミシスが盲目の予言者、タリシウスにあうよう助言した。しかし彼はすでにしんでた。彼は地下の世界にいる予言者にあう必要がある。これは困難でおそろしいことだ。

死者の世界は現在のわれわれが想像するようなものでない。湿って冷涼な空気が支配する世界である。またキリスト教がおしえるものともちがう。永遠の罰をあたえる場所、あつい竃(かまど)のような場所でない。それは視界のわるい陰鬱な場所である。彼は地下の世界にむかう。死者のうめき声、叫び声をきく。門をはいったところで予言者にあった。彼はポサイドンの呪いをさけるため細々とおしえてくれた。中でも日の神、ヒデウスがあたえる牛をけってたべないよう助言した。手遅れとならないうちにいそいで元の世界にもどってきた。

* キリストの再生譚にあたえた影響
この話しが実世界とどうかかわるのか。ある研究者は新約聖書の福音書マルコに影響をあたえたという。マルコはギリシャ語をはなし福音書をギリシャ語でかいた。比較すると否定しがたい類似性がある。くるしむ主人公、オディセウスは死の世界から再生する。他方、十字架にかけられたイエスも再生する。オディセウスは腕のよい大工で、自分で宮殿をたてた。イエスは大工の息子である。聖書の中で彼自身が大工とよばれたこともある。

もっとも興味をひく事実は、オディセウスのヘイディー訪問につながる出来事との類似である。オディセウスはソーシとの食事をおえて旅だつ。イエスも使徒たちとの晩餐をおえて旅だつ。両者はその後、瀕死の苦しみをあじわう。これは両者が再生のために通過しなければならかった関門であった。

* サイレンスの島を通過
また帰国の途についたが、彼はサイレンスの島の近くを航海する。サイレンスはうつくしい歌で魅惑し寄り道をさせ、ついには船を難破させるという怪物である。彼はこの難局を工夫により切りぬけた。サイレンスの島に近づいてることをしると乗組員の耳を蝋でふさいだ。しかしおさえがたい好奇心から彼はふさがない。自分を帆柱にくくりつけて島を無事に通過した。

イタリーのリガーリ島はサイレンスの島とみられてる。二〇〇四年にドイツの考古学チームの発見があった。自然の造形により音を拡大させる効果をもつ地形であることがわかった。そこにすむあしかの一種がすむ。その鳴き声が人の叫び声のようにきこえるという。

* 夫の帰りをまつペネロピ
妻、ペネロピはオディセウスの父の経帷子(きょうかたびら)を織りあげたら求婚者の一人と結婚すると約束していた。彼女は日中それをおり、夜にそれをほぐして夫の帰りをまっていた。しかしオディセウスがいきてるのか、彼がいつ帰国するのかしらなかった。

* 海峡にひそむ危険
他方、オディセウスには二つの難関がひかえてた。一つはさまよう岩礁の間を通りぬける。もう一つはせまい海峡を通りぬける。そこに人をたべる怪獣が待ちうける。

彼は海峡を選択し乗組員に命令した。たちまち津波がつづけさまにおそった。怪物の攻撃をうけた。彼はここで六人の乗組員をうしなった。ホーマーがこの怪物を何から思いついたのか問題となる。十八世紀に巨大なイカの死体が打ちあげられた。これが怪物の正体である。これは通学バスくらいの大きさのイカである。また津波について、イタリー本土とシシリーの間の海流について海洋学者が説明する。地形と海流のぶつかりあいにより海面がはげしく泡だち渦まくという。

* 日の神の怒り、ゼウスの罰
その後、オディセウスは乗組員にある島への上陸を許可した。彼らは空腹のあまり、そこの牛をころしてたべた。これは日の神、ヒシアドの牛に手ををだすなという盲目の予言者の警告を無視することだった。ヒシアドはゼウスにこの悪事をうったえた。ゼウスははげしい嵐をおこした。乗組員全員がしんだ。

* 楽園の訪問、誘いを拒否して帰国の途に
牛をたべなかった彼は神の怒りからのがれた。しかし部下をうしない独りぼっちとなった。しかし依然として故郷から遠くはなれてた。彼はこの後もう一つの楽園を訪問する。わかくてうつくしい妖精のすむ楽園である。その名はカリプソという。そこで七年間をすごした。貞節な妻は彼の帰国を待ちつづけていた。カリプソはもし彼女とずっと一緒にいるならば永遠の命をあたえるといった。彼はこれを拒否した。このことは馬鹿げたことのようだが、彼は自らの運命にしたがい、帰国しなければならなかった。

だが船をうしなった。彼は自分でボートをつくった。古代ギリシャでは大工の技術は天賦の才能の一つだとかんがえられてた。ボートが完成しオディセウスは海にもどった。故郷をはなれ二十年間、やっと故郷にかえる日がちかづいた。

* ホーマーがいうエシカの所在
一方、ペネロピのことである。求婚者にこたえようとしない態度に苛立ちをつのらせた。彼女は言い訳にきゅうし心がおれてしまう。その前に彼の帰国があるのか。

さて、従来からろんじられてきたがホーマーがいうエシカはギリシャのどこにあたるのか。おおくの学者ははこれをイターキとかんがえた。だがそれは西に位置し海に出ばっている。これとホーマーの記述は整合しない。そこでその隣りにあるカスロディアが注目された。これにも整合しないところがあった。地質調査がおこなわれた結果、この島を分断する谷はかって海だったとわかった。その西の島がこのエシカにあたるとかんがえられる。

* 帰国をまつエシカ
オディセウスの帰国をまつエシカである。完全に秩序をうしないな混乱の最中(さなか)にあった。オディセウスはこの混乱の中、自分が王とあかす。これは危険とかんがえた。彼は求婚者にころされる。これをさける策略が必要である。

ペネロピは求婚者にオディセウスの弓をつかい十二本の斧の柄を射ぬいた者が勝者となる。そして彼女の愛をえると宣言した。エシカの運命がきまる日となる。ちょうど弓の競技がはじまる時、太陽が皆既食をむかえたとホーマーがいう。これは紀元前一一七八年四月十六日とかんがえられてる。

求愛者たちが次々と失敗して成功者がでなかった。ぼろをかぶった乞食が登場した。躊躇なく弓をひき矢をいた。見事に十二本の斧の柄を射ぬいた。勝者となったが求婚者はこれをみとめなかった。戦いがおきた。オディセウスは最後の戦いに勝利し妻と王国を取りもどす資格えた。

彼とペネロピは近よりしたしく会話をかわした。ながい会話の後に、彼女が召使にめいじた。自分のベッドを外にはこび、この旅人がゆっくりやすめるようにといった。オディセウスは妻の真意にさづいた。これは最後のテストだった。そしてペネロピ、ベッドはうごかせないといった。それは寝室には彼以外の誰もはいれない。ベッドの事実をしる者は夫のみだった。これでオディセウスのながい旅はおわった。

(おわり)

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