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英語がうまくなりたい(その1) [英語学習]

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はじめに

この一ヶ月ほど、英語に集中してた。思いかえせば小学校時代、塾での英語をやってたので、50年以上も英語にかかわってた。20年ほどは下手な英語をつかって仕事もした。ずっと英語とは関係がきれなかった。だが、いつまでたっても、あこがれてた自然な英語にはちかづけなかった。どんなに工夫しても自然な英語ははなせない。当然、ネイティブの英語にはついてゆけない。似たような英語をしゃべても、それは英語に似た日本語だった。この一ヶ月、もう最後だと思って友人におしえてもらった本で発音の勉強をしてた。

あれ、できるかなと気がついた。自然な英語の入口にたどりついて、中にはいったようだと思った。今では自然な英語を手にいれることができると思ってる。で、うまくなるためのわたしなりの秘訣をはなす。と、いっても、そんなに簡単にはなす気になれない。これまでの50年を考えると、英語にはうらみ、つらみが山ほどある。日本人ほど英語が下手な民族はいない。日本人の能力に欠陥がある。などということが、まことしやかに語られてきた。まずそのはなしをする。

日本人は不幸、共通文化がちがう

そもそも日本人は不幸だ。まず、大仰になるが、文化が共通でない。英語の本場は欧米である。外交文章である。「I have the honour to inform ...」これは大使館が相手国政府に何かを通報する時の定型である。これは、フランス語、ドイツ語でも同じ定型である。文章の単語をそれぞれの言語に置き換えるだけである。おそらくこれだけではない。コミュニケーションの容易さがわかる。同一の文化圏であるから当然である。日本だったら、漢字文化がある。玄奘三蔵は大唐西域記を著作した。小説西遊記の三蔵法師のモデルといえる実在の人物である。この文献にある西域の知識は、今なお価値がある。欧米人より日本人の理解力がすぐれているという。共通する漢字文化の蓄積だ。こんなことをを思いだした。

言語の系統もちがう

言語学的にも英語、ドイツ語、オランダ語、フランス語、イタリア語、スペイン語はインド・アーリア語族という系統に属している。英独の関係でみる。「英語」->「独語」。「day」->「Tag」、「hand」->「Hand」というように、すぐ対応がわかる。欧州にはマルチリンギストとかいうすごい人がいるという。英語、フランス語、ドイツ語、それにチェッコ語とかが喋れる。たいしたものだとは思うが、同じ系統の言語であり、共通の文化がある。それほどのことでもない。わが日本でも、沖縄出身のタレントは沖縄の方言と標準語を流暢に喋れるバイリンギストだ。沖縄の方言は立派な外国語だ。わたしも関西弁なら相手にあわせられる。東京弁を喋る人が側にいたら、どっちを喋ってよいか困ることがある。すこし蘊蓄を述べる。

わたしは第二外国語はドイツ語だった。これは好きだったが、たいしてできない。英語で書かれた教科書で勉強した。一年でひととおりマスターするコースだった。プラクティスを重視したわかりやすいものだった。しめされた例文にそって、どんどん作文しながら覚えてゆく。楽しかった。ところが段階が進んでくるとたちまち高度になった。いっぺんに難しくなった。そう思うのは日本人の感想らしい。要するに欧米人にとっては標準的なペースなのだろう。この程度の期間でたちまちマスターできるらしい。くやしいから蘊蓄を披露する。職場の同僚に韓国語を一ヶ月でマスターし、すぐ韓国旅行をしたというのがいた。ご承知と思うが、韓国語と日本語は同じ系列の言語である。だからハングル文字のかわりに漢字をつかってくれたら読むことは容易である。韓国で日本語が第二外国語として人気があるのもこの容易さが関係するという。ついでにトルコ語のこともいう。英語で「さっぱりわからない」という意味を表現する時にトルコ語のようと形容するらしい。彼等も系統の違う言語を学ぶのは苦労らしい。英語を学ぶ韓国人も大変たと思うだろうが、すこしちがう。

発音もちがう

発音がことなる。日本語と韓国語の発音の方法はちがうらしい。韓国語には、ドイツ語のようなウムラウトがつく微妙な発音があるらしい。韓国人の発音は日本人より絶対にうまいという。日本人は韓国人より圧倒的に発音が下手だという。これは随分ハンディとなる。発音できることは、即、聞き取ることにつながる。また蘊蓄を述べる。日本語の発音はスペイン語、ポルトガル語に似ている。またインドネシア、マレイシアではなされるタガログ語にも似てる。日本人にとりこれらの言語の習得はやさしいそうである。わたしは、タガログ語を流暢に喋る人を知っている。その人は勿論努力しただろうが、その人の発音からいえば、わたしでも相当いけそうだと思った。要するに聞きとれる。発音される言葉のそれぞれがきちんと聞きとれる。だからそこにある名詞、動詞がすぐ覚えられる。地名、固有名詞などはとくにそうである。タガログ語も語順の点では日本語とまったく異なるが、これだけでもやさしくなる。語順の話しである。

語順もちがう

語順がちがう。語順がちがうということは、語、文章をつくる発想がちがうことを意味してる。文章をつくるのは相当の作業である。よく英語で考えよというが、語順がまったくちがうと、結局、頭の中で英語から日本語に変換して理解し、和文英訳ではそれをひっくりかえす。日本人の珍妙な英訳はここに起因すると思う。瞬時に反応する必要がある会話では大きなハンディである。英語とスペイン語の同時通訳は容易だと思う。ゴッドファーザーという映画を見てた時、マフィアのグループの会合でこの二つの言葉が使われた。交渉の場面だったので同時通訳がはいった。英語とスペイン語がほとんど同時に流れた。本当の同時通訳の姿である。日本語と英語で同時通訳というが、あれは本当の同時通訳といえないと思う。日本人にとって英語はわからない。それでしようがない、という気持がある。それほどの精度を要求しない。だから問題にはならないようだが、よく聞いているとけっこうおかしい。「I think ...」などの文章で、後の文章がわからないまま、話が進んでゆくので、どこかでとりあえず、「わたしは、こう考えるのですが、...」というような不自然な日本語になったり、いつ「I think ...」を訳すのかと思っていると、いつのまにか新しい文章に跳んで、新たな翻訳が始まっている。それでもないよりましだと思えばそれでもよいと思うが、ゴッドファーザーのような同時通訳を聞いてしまうと、馬鹿馬鹿しくなってしまう。日本語、韓国語なら同じような同時通訳が可能だと思う。50年の英語学習の情けない我が実情を思うにつけ、つい愚痴がでた。まあ長くなった。問題をしぼる

問題をしぼる

高度な歴史、文化をもつ言語をマスターするなんてことはとてもむづかしい。たんに英会話が上手になればよい、というものでない。わたしが個人的に願っているのは、流暢でなくてもよいが自然な英語を手にいれたい。はなしたり、聞きたい。教室の中でなく日常に飛びかう英語のような自然なものである。今、youtubeに多数の英語の動画がuploadされている。これでSherlock HolmesやPoirotをたのしみたい。

そのためには、カタコト英語では無理である。教科書にでてくるような綺麗な英語でなく、日常の自然な英語を聞きとれる必要がある。自然な英語についてゆける力を手にたい。

(その2につづく)

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EliasWar

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by EliasWar (2021-09-08 23:36) 

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