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既得権の馴れ合い、その二



* はじめに
「既得権をぶつこわす」の立花孝志さんの選挙はユーチューブでは活況をみせてる。おちたら市長選という報道におどろいたが、これも彼一流の宣伝戦略ともいってた。既得権の馴れ合い、その弊害はおおきい。彼の活動はまさしくこれを打破する力となるだろう。堀江貴文氏のyoutubeにでて選挙活動をかたった。あいかわらず面白い。そこで既得権がどんな振る舞いをしてるか解説してくれた。

*参院補選の馴れ合い
元埼玉県知事の上田清司氏が立候補してるが、実は八月に初当選した埼玉県知事、大野元裕氏とふかい関係がある。両者のあいだには県知事と国会議員を交換取引するという密約がある。こんな根づよい噂がある。大野氏は元参議院国民民主党で、この八月に上田知事をついで埼玉県知事に初当選した。彼は以前に知事を目ざし断念した実績があり、上田氏は当初約束の三選をくつがえし四選して今回の知事選につないだ。当選した彼は上田氏を強力に応援すると表明してる。ややこしい話しがある。

今年七月、大野氏が早期に辞職すれば参議院選に合併することができた。それをおくらせたので今回の補選が必要となり、経費が二十二億円かかるという。何故か。注目度がひくく、投票率も20%程度。なので支持団体のある既得権が有利。すでにのべたところだが、与野党との根回しがうまくゆき、対立候補がでない。無投票当選の見通しだった。政治的争点がまったくない。これにいかって暗号放送や消費減税をうったえてたったのだと立花氏がいう。話題はさらにひろがって、衆院選をにらんだ長期戦略、議員の懐事情、選挙の金勘定など大丈夫かとおもうほど、あけすけに、あっけらかんとかたる。面白い。私の感想である。

* 政治家は弱者でない
残り三年しかない議員の補選にあえて飛びこむ立花氏。これにくらべると上田氏の小者感が際だつ。国民が気づかないうちに議員になっちゃえ、といわんばかり。既得権のチマチマした損得勘定がつたわる。国会議員は弱者でない。議員待遇の手厚さは生活保護でない。一般国民が職をもとめて、チマチマした損得にこだわるのとおなじなのかなぁ。政治の主張をもった人がでて国会でたたかってほしい。そんな力のある政治家にでてほしいとおもうのだが、この小者感は何だろうか。馴れ合いのはてが事なかれ主義の天国が。

公平のためいうが、政治家(候補者)がこんな小者になるのは国民、支持者がそれをもとめ、あるいは容認する風潮がある。政治家の資質だけでない。風潮にあらがえず小者化してゆくのもある。あらためて既得権の馴れ合いのなかの政治家をみてみると、外見上の強者ぶりにくらべ内面の小者ぶりが垣間みえる。これではおおきな政治課題は議論すらむずかしい。むべなるかなとおもう。さて結論である。

* 結論
ただなげくばかりではいけない。どうするかをかんがえる。という結論は、今回はやめる。日本の政治をゆがめてる既得権の馴れ合い。その弊害は思いの外におおきい。もうすこし実情をしらべてみたい。なお二十七日の選挙結果はかならずみる。

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