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習近平体制が崩壊するか [中・韓問題]



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* はじめに
中国崩壊がユーチューブをにぎわしてる。中国経済の問題が主だった。ところが、ここにきて政治面できわめて注目すべき事項ができた。何やらキナくさい。

* 三月の動き
まず全国人民代表大会が三月五日から開催、三月三十一日に米中首脳会談が重要政治日程だった。以下に月日で整理する。

1) 四日、王岐山氏が習主席を呼びとめる。
2) 同日、無界新聞で習主席の辞任をもとめる記事
3) 五日から第十二期全人代(全国人民代表大会)が開催
4) 十三日、新華社で習主席を最後の指導者と誤記
5) 二十九日、明鏡新聞網系のブログで習主席の辞任をもとめる記事
6) 三十一日、米中首脳会談

これを読みとく必要がある。2) の辞任要求だが、翌日に全人代をひかえ、独裁色をつよめる習主席にたいし外交、経済面の失政を指摘し辞任をもとめてる。忠誠なる共産党員と名のる。わが国の中国崩壊をまとめたような、なかなかしっかりした内容である。5) である。

百七十一人の共産党員としてこれも辞任をもとめるという。これらはすぐ削除されたが、いかがわしい秘密を暴露するようなメディアでない。4) である。中国官制メディアの新華社に「最高の指導者」とあるべきを「最後の指導者」と誤記したという。同社は厳重な校閲をへて記事掲載する。単純ミスとはおもえない。さらに、6) の首脳会談の状況がもれでた。それによると例により南沙諸島での軍事基地化、サイバー攻撃、人権問題にたいする米側の要求を習主席はすべて拒否した。日頃の温和な雰囲気とちがう。色をなして拒否、そこに悲壮感すらただよってたという。一体何があったのか。

1) の記事である。王岐山氏が全国政治協商会議が終了し最高指導者たちが退席する場面のこと、同氏が習主席に後ろから手をかけ呼びとめ何やら話しをした。この場面が全国に放映されたという。これは日本に帰化し中国批判の急先鋒、石平氏の記事である。最高指導者に失礼な振る舞いとみられる。それをあえてした。それは習政権の最大の目玉、汚職追放を実際に主導する責任者、王岐山党規律検査委員会主任が真の実力者は誰か。それをみせるためという。

中国人の政治感覚ならそうかも。汚職摘発はけっして綺麗な仕事でない。当然死者もでる。権力者の秘密、スキャンダルのタネをにぎるポストである。忠実な盟友とおもわれていた人物が変身する。ならば悲壮感もただよう。むべなるかな。ということである。さて結論である。

* 結論
現代の世界をささえる高度な経済活動に健全な民主主義が必須であるとかんがえてる。今の中国にそのような民主主義があるのか疑問である。一九九一年にソ連邦が崩壊した。中国に今後どのような展開があるのかみてみたい。



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