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復讐にもえる犬坂毛野 [八犬伝]

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犬坂毛野は、ある時は華麗な女役者としてあらわれ、ある時は一家を惨殺された復讐者としてあらわれる。対牛楼において馬加大記一族と一味をたおす。

南総里見八犬伝〈3〉 (岩波文庫)

南総里見八犬伝〈3〉 (岩波文庫)

  • 作者: 曲亭 馬琴
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1990/07/16
  • メディア: 文庫



旦開野の登場 [八犬伝]

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犬坂毛野は犬田小文吾の前に役者、旦開野として登場する。千葉家重臣の血をひく。陰謀により一家惨殺という悲劇を、からくものがれた母から生まれた。やがて女田楽の一座にはいった。

南総里見八犬伝〈3〉 (岩波文庫)

南総里見八犬伝〈3〉 (岩波文庫)

  • 作者: 曲亭 馬琴
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1990/07/16
  • メディア: 文庫



力二郎、尺八郎、かえる [八犬伝]

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矠平は、犬山家につかえていた時、音音(おとね)と不義の関係をむすんだ。音音は双生児、力二郎、尺八郎をうみ、道節の乳母としてとどまった。矠平(当時は姨雪世四郎)は放逐された。上野の新芽山の道節の隠れ家には、音音と力二郎、尺八郎の妻、曳手(ひくて)、単節(ひとよ)がいる。そこに戸田河の血戦をへた矠平がもどってくる。さらに傷をおった力二郎、尺八郎ももどってくる。懐しい人びとが七夕の夜にあつまった。

これは、曳手、単節がひく馬にのって、ふたりが音音のもとにかえってゆく姿である。なお、この場面は見開きで2画面に展開されていた。それをそのまま複写したので、左の棒状のものが残った。
南総里見八犬伝〈3〉 (岩波文庫)

南総里見八犬伝〈3〉 (岩波文庫)

  • 作者: 曲亭 馬琴
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1990/07/16
  • メディア: 文庫



音音が矠平を拒否 [八犬伝]

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矠平は、犬山家につかえていた時、音音(おとね)と不義の関係をむすんだ。音音は双生児、力二郎、尺八郎をうみ、道節の乳母としてとどまった。矠平(当時は姨雪世四郎)は放逐された。上野の新芽山の道節の隠れ家には、音音と力二郎、尺八郎の妻、曳手(ひくて)、単節(ひとよ)がいる。そこに戸田河の血戦をへた矠平がもどってくる。さらに傷をおった力二郎、尺八郎ももどってくる。懐しい人びとが七夕の夜にあつまった。

これはたずねねてきた矠平を、拒否する音音と、それを気づかう単節である。




南総里見八犬伝〈3〉 (岩波文庫)

南総里見八犬伝〈3〉 (岩波文庫)

  • 作者: 曲亭 馬琴
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1990/07/16
  • メディア: 文庫



矠平が音音をたずねる [八犬伝]

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矠平は、犬山家につかえていた時、音音(おとね)と不義の関係をむすんだ。音音は双生児、力二郎、尺八郎をうみ、道節の乳母としてとどまった。矠平(当時は姨雪世四郎)は放逐された。上野の新芽山の道節の隠れ家には、音音と力二郎、尺八郎の妻、曳手(ひくて)、単節(ひとよ)がいる。そこに戸田河の血戦をへた矠平がもどってくる。さらに傷をおった力二郎、尺八郎ももどってくる。懐しい人びとが七夕の夜にあつまった。

これは隠れ家をたずねる矠平である。



南総里見八犬伝〈3〉 (岩波文庫)

南総里見八犬伝〈3〉 (岩波文庫)

  • 作者: 曲亭 馬琴
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1990/07/16
  • メディア: 文庫



道節、窮地におちる [八犬伝]

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扇谷定正は練馬、豊島の戦いにおいて練馬家をほろぼした。主家の仇、父の敵である。名刀、村正を餌に白井の城下で見事に定正の首をとったと思ったが、巨田助友の策謀による替え玉だった。たちまち窮地におちいるが、からくも新芽山におちていった。

南総里見八犬伝〈3〉 (岩波文庫)

南総里見八犬伝〈3〉 (岩波文庫)

  • 作者: 曲亭 馬琴
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1990/07/16
  • メディア: 文庫



力二郎、四犬士をすくう [八犬伝]

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力二郎は戸田河でおいつめられた四犬士(信乃、現八、荘助、小文吾)を父、矠平、弟、尺八郎とともに命をかけて、すくった。

南総里見八犬伝〈3〉 (岩波文庫)

南総里見八犬伝〈3〉 (岩波文庫)

  • 作者: 曲亭 馬琴
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1990/07/16
  • メディア: 文庫



尺八郎、四犬士をすくう [八犬伝]

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尺八郎は矠平の子である。戸田河でおいつめられた四犬士(信乃、現八、荘助、小文吾)をすくった。父は船で向こう岸にわたし、船をしずめた。尺八郎は兄、力二郎とともに河にひそみ、捕り手を命をかけて向かえうった。

南総里見八犬伝〈3〉 (岩波文庫)

南総里見八犬伝〈3〉 (岩波文庫)

  • 作者: 曲亭 馬琴
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1990/07/16
  • メディア: 文庫



やす平、四犬士を戸田河にすくう [八犬伝]

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額蔵(犬川荘助)を刑場からうばったが、追手により戸田河においつめられる。進退極まった四犬士(信乃、現八、小文吾、荘助)を神庭(かにわ)の矠平(やすへい)がすくった。向こう岸に四犬士をわたした後に、自分は船をしずめた。四犬士の救難はこの矠平と、その子、力二郎、尺八郎を犠牲にしてる。

南総里見八犬伝〈3〉 (岩波文庫)

南総里見八犬伝〈3〉 (岩波文庫)

  • 作者: 曲亭 馬琴
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1990/07/16
  • メディア: 文庫



道節、扇谷定正をねらう [八犬伝]

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犬山道節は主家の敵として扇谷定正をねらっている。鎌倉から上野の国、白井の城にひいたとき、狩猟から帰城するところを、名刀村雨丸をえさに近づこうとした。(第44回)
南総里見八犬伝〈3〉 (岩波文庫)

南総里見八犬伝〈3〉 (岩波文庫)

  • 作者: 曲亭 馬琴
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1990/07/16
  • メディア: 文庫



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