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毛沢東時代が再来か [バカにされないクスリ]


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* はじめに
中国にくわしい福島香織氏が興味深い指摘をネットでしてる。次のようだ。

今年、中国経済は非常にわるい。それを庶民が実感してる。習近平主席が重要講話するという。路線転換かと期待がたかまったが、それをよくよめば従来どおりだった。皆んなはがっかり。その翌日に中央経済工作会議。これは習近平路線とちがう。つまり共産党が内部分裂か。当然、ひらかれてしかるべき四中全会が開催されないのも宜(むべ)なるかなという。では来年は中国も世界も大変。日本も消費増税はやめたらという。さて私の感想である。

* 改毛超鄧という考え
習近平主席の考えを「改毛超鄧」ともいう。毛沢東を改善し改革開放の鄧小平をこえること。重要講話をみるとむしろ、アンチ鄧小平。鄧小平は政治はさておいて、経済は国際基準に近づけようとした。だが、彼の場合、市場経済路線というがそれは国際基準でなく自分ルールによる。民間企業を取りこんで国営企業を強化する。その考えを一帯一路のように外にひろげようとしてる。さらにぞっとしたこと。

彼が来年にふれて中国は艱難辛苦にたえ、それを克服できるとかたい決意をしめしてる部分がある。そこにこんな言葉が飛びだす。変局、風波、洪水、パンデミック、地震、飢饉にたえて克服する云々。ここで「変局」とは政変、クーデタ、戦争。「風波」は天安門事件のような動乱。「パンデミック」は感染症の全国的、世界的大流行。これに洪水、地震、飢饉までつづくから、言葉はわるいがヤケッパチみたいと福島さん。彼の人柄にふれて。

彼は文革時代に勉強できず、下駄をはかせてもらって有名大学に進学。政治家は毛沢東しかしらない。お手本は毛沢東。国際政治学者の藤井厳喜氏が中国のバブルは崩壊しない。社会主義にてんじたからさせない、という。なるほど、たしかに習主席が地方視察の際に、「自力更生」という昔なつかし言葉をだした。どうやら毛沢東時代がやってきそうだ。結論である。

* 結論
世界を席巻するスマホのファーウェーに日本は六千八百億円の部品輸出。だからはなれられないという。昔、文化大革命の時、その動きを賞賛した人がいた。後年、おおくの人が死んだことをしった。何度かおなじことをいったようだが、日本企業も中国から距離をおいて、巻きこまれないようしてほしい。そう思いませんか、国民の皆さん。

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