うまくあてた大谷の英語 [英語学習]
* はじめに
大谷が変化球をうまくうった実況である。
大谷、カーブをうまくあてた。打球は右中間に。ヒット。
A little blooper into right-center field, a base hit.
* 発音のむずかしさ
一 blooperは「b」がほとんどきこえない。これはまず母音の息がもれる。それを追っかけて「b」がはじまり、ただちに「l」にうりつよく発音される。なのでほとんど「b」がひびかない。まず母音からと意識しないと「b」がつよくひびきすぎる。
二 米語の「t」は変化にとむ。真似るのがすごくむずかしい。
little -> 「t」が弾音となってる
into -> 「t」も弾音だが「the」のようにきこえる。
right -> 「t」はひびいてない。破裂させてないとおもう。
center -> 「t」が発音されず「n」が弾音となってる。
hit -> 「t」ははっきりと発音してるとおもう。弾音化してないようだ。
四 これは個人的説明がすぎるかも。「t」の発音は日本人にはむずかしい。まず母音の息を外にだし、それを舌が追いかけ「t」を発音する。この特徴が弾音化や発音の省略(「n」の弾音化)につながってるとおもう。私はこんな時、いつも「t」の音がのこってるようにおもう。舌もうごいてるのではとおもう。一つ注意。
これはICレコーダーで録音し速度をおとして確認したもの。とても通常の速度では無理。こんなこまかな違いに気をつけそれと同時にイントネーションの変化をおっかける。そうでなければこの自然なはやい発音は真似られない。
(引用:技あり!大谷2安打の現地実況を解説します!、さわけん(おっさん英会話)、2018/04/21 に公開)