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英語がうまくなる [英語学習]


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* はじめに
上川一秋氏がいう英語喉で英語習得をやってきた。最近一応の完成をみた。わすれないうちに説明する。

* 発音は母音が基本
通常、音節は子音と母音がある。発音はまずよわい音圧の息による母音がもれる。次に子音がひびきついで本格的に母音がひびく。日本語ではこのような漏れでる母音はまずない。口の構えでいうとまず母音の構えを用意する。それから子音である。音圧の変化である。

統計学に正規分布の曲線がある。こんな山をもつが山が右にかたよってる。日本語の音圧はまったく単調で変化しない。一息で発音する単位を拍とよぶことにするが、一拍が複数の音節からなることがある。この場合はアクセントのある強音にこの山がくる。アクセントのない弱音はこの山の麓の息をつかう。

* 母音の相互関係
イ、ウ、エ、オ、アに構造がある。イが喉の一番あさいところでひびきアがもっともふかいところでひびく。五音の深浅ははこの順序である。これをひびかせるには筋肉もこの順序でうごかす。イをひびかせるにはイの筋肉をうごかす。これは単純に理解できるがウだったらもうすこし複雑となる。イとウの筋肉が関係する。この順序にうごかしウをひびかせる。エ、オ、アも仕組みはおなじである。だからアだったらイ、ウ、エ、オ、アとうごかす。つまりアはこれだけの筋肉をうごかす必要がある。だからイがもっともはやくアがもっともおそい。これで腑におちる。これ本当かと疑問がでるかもしれない。

* イ、ウ、エ、オ、アの順で発音する
これは私個人の感覚の説明である。だがイがあさくアがふかいというのはあきらかに実感できる。アが先だつ四音の筋肉をうごかすような面倒くさいことをしてる。そんな実感もある。そんなことしないでもアににた音はだせる。だが音がひびくタイミングがあってないとかにてるがどうも深みがない。だからちがうとおもう。

上川さんの説明に「上からはじまり下におりる。一つの発音をおえると上にもどってまたはじめる」というような説明があった。何のことかまったくわからなかったが、このこととかんがえれば腑におちる。では子音の発音である。

* 子音は母音を発音する口の構えから発音
子音は目的の母音を発音する口の構えを用意し発音する。これはややひくい音圧の時に発音する。イだったらその子音はすぐひびく。「he」とか「she」である。ところが「don't」とか「time」ならその子音は一瞬だがながくかかる。私の感覚では日本語にくらべ随分捏ねくりまわして発音してるとの実感である。子音が後の母音によりほんのすこしだがはやくなったり、おそくなったりする。日本語にはないとおもう。

音節は母音の構えを用意し発音する。後の母音により子音に遅速がうまれる。母音は相互関係があり母音発音には他の母音の筋肉の動きをふくむことがある。やっとここまできたか。おわりきたとおもった。だからここにのこしたのだが確認しておくことがある。

* 確認しておくこと
一、この説明がいきるのは英語喉の発音によってこそである。日本人がおちいりやすいのは日本語の発音方法で英語ににた発音をする。できた気になる。こうならないよう注意が必要である。
二、細部については説明しきれてない。たとえばアクセントのない弱音はふれてない。あえていえば強音のイ、ウ、エ、オ、アをよわく発音する。その程度である。また曖昧母音とか英語には上の五音のほかの母音もある。特に説明してない。これは英語習得の本道はネイティブの英語をきき真似る。そしてこれを繰りかえすだけ。あまりこまかな説明に時間をつかっても仕様がない。この辺まで納得してもらえたら、さらに詳細がはなせる。

* はやいネイティブの喋りについてゆく
本道は真似るといったがはやいネイティブに日本人はついてゆけない。その原因には弱音ができないという問題がある。たとえば「center」だが強音と弱音からなる。これは一拍で発音する。その際に強音を発音しのこった息で弱音も発音する。私の感覚だが強音を発音すれば弱音は自然にひびく。そのために筋肉をうごかすという意識はない。日本人はこれを二拍、つまり強音と強音で発音する。一拍の発音を二拍で発音するから、一拍分おくれる。

これが随所にでて、ついてゆけなくなる。日本語には弱音がないから追いつこうとして早口になる。現地で英語がうまいという日本人にこのタイプがいる。一拍の中に「center」のような二音節も「the center」のような三音節もありえる。この時、いずれも一拍であり、私には弱音の筋肉をうごかしてるとの意識はない。

「he」、「she」、「it」のような発音は通常は弱音。だから強音の息をつかうのだが日本人はこれを強音で発音し拍数がふえてしまう。さらにこまかな説明である。

通常では弱音になるものでも疑問文の先頭の「do」とか否定文の「don't」は強音になる。これは注意しないと気づかない。これと弱音がある時に日本人は全部おなじ、強音で発音してしまう。間違いである。強音をきちんと発音し前後の弱音をその息で発音する。これができないのでなめらかに発音できない。つまりついてゆけなくなる。

弱音が三つつづいてるようにみえる時には注意したほうがよい。どこかが強音になってるはず。強音をきちんと発音すればネイティブについてゆけるようになる。さらに機微にわたることがある。母音の発音でどう喉の筋肉をつかってるかである。

* 母音の筋肉はどううごかす
率直にいうがまったく私の感覚の説明。どこまで一般性があるかわからない。
一、イは口蓋の上の奧、声帯の入口近くを緊張させる。大袈裟にやると顔の表情に変化がでる。犬がおこってる時にながくきれてる口の端だが唇をゆがませておこってる。あんなイメージである。
二、アであるが奧の筋肉で声帯を引つぱりあげてる。大袈裟にするとお腹にまでひびく。これは上川さんもいってる。さてもうおわりである。

* 窮作文庫に「英語がうまくなりたい」をまとめる
今後、これまでのブログを整理し私のホームページ窮作文庫(http://www006.upp.so-net.ne.jp/kusaq/index.html)にまとめて発表する。関心のあるむきは是非ご覧いただきたい。


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