SSブログ

加計学園認可へ、さて何が問題 [バカにされないクスリ]



keno_katanamoti.gif

* はじめに
この十一月に安倍批判の的となってた加計学園獣医学部設置が認可のはこびとなった。毎日新聞は野党がさらに追及するという。私のブログでほとんどでかいたが、あらためて加計学園や文科省の動きを振りかえってみよう。

* 加計学園の動き
二〇一六年四月、元文科省の木曾巧理事を学園にむかえ、正式申請にむけ文科省と事前相談にはいった。
二〇一六年十月、正式申請をおこなった。順調にゆくなら二〇一七年八月の認可となるが、おそらく教員審査でもめたのだろう。この十一月の認可となった。

学園理事長加計孝太郎氏は申請手続への影響、特に設置の審議会で大学教員が参加する審査に悪影響をあたえることをおそれマスコミにでてこなかったのだろう。認可がきまればその肉声をきくことも可能だろう。

* 文科省の動き
特区諮問会議から宿題をあたえられ回答期限の二〇一六年三月末まで回答しなかった。つまり申請をみとめることとし文科省は加計と事前相談にはいり同年十月に申請を受理した。審査はすすんだがおそらく教員の問題でこの十一月認可のはこびとなった。途中で前川氏というすこしかわり者の前次官が混乱を引きおこしたが、大学を担当する高等教育局は安倍政権の方針のもとに粛々と審査をすすめてきた。

* さてどこがおかしいか
五十二年間、学部申請を受理してこなかった。もともと認可権限をもつ文科省が拒否という不合理をこんなにながくやるか。行政訴訟になれば敗訴する可能性が極めてたかい。きびしく審査するが最後に認可する。こうあってこそ天下り先確保にもつながる。こんな省益を無視した不合理を文科省がすすんでやるか。そこに政治の関与があったことはあきらかだろう。そんなことに気がつかない国民は馬鹿といわれてもしようがない。

役人がきかれて、誰誰先生の圧力がとかいうか。五十二年間の異様な事態を文科省のせいにする動きがあるが濡れ衣である。異様な事態を引きおこした政治を追及する。政治家が国会で政治家(元政治家をふくむ)を追及して、これをただすべきである。さて結論である。

* 結論
この問題を国会で追及してきた玉木雄一郎氏にお願いする。
一、学部設置をすすめようとする加戸守行前愛媛県知事を日本大学総長とともにおとづれ圧力をかけたという北村直人氏や、
二、石破四条件をもうけ学部設置を妨害したと後に暴露された自民党石破茂氏を

国会できびしく追及していただきたい。

nice!(0)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。