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新型肺炎、安倍脳をのぞく


* はじめに
この五日、安倍総理は中国と韓国にたいし、入国を実質禁止する措置を発表した。遅かったがやっとやってくれた。というのが国民の感想だ。マスコミや野党は例により難癖をつけてるが、これはパス。中国はお互い様と冷静な反応だったが韓国は異様に強硬だった。私の感想である。

* 何故、この時期に入国禁止に踏みきったか
何故、この時期に入国禁止に踏みきったか。私は安倍さんの対応はまあ生ぬるいが、水際の防止から国内感染防止に、いつのまにか舵をきった。なかなかの手腕とおもう。だが中国、韓国については、そんなものか、米国と随分ちがう。理由はわかりにくいままだった。習主席の国賓招聘、五輪へのこだわり、あまり納得できなかった。安倍さんの脳内をのぞくようだが面白い見方を紹介する。

* 世界はデカップリングにむかう
世界はデカップリングにむかう。かっての冷戦のように今度は中国を主戦場に米国と同盟国、中国と周辺国にわかれ対立する。米国は一月二十三日に中国からの入国禁止措置に踏みきった。近接する日本の動きは感染拡大にかかわらず、随分ゆるかった。急速拡大する韓国にもそうだった。日本が中国につづく二位、韓国にぬかれたが三位と目だってた頃、トランプ大統領は日本への禁止をほのめかした。これからはうがった見方となる。

* 米国は強面、日本はやさしく
米国は強面、日本はやさしくと。この連携プレイでは、というもの。これが安倍さんの脳内にあった。日本を経由すれば米国の禁止は無効化。それはいけない、というより、それが、在中の米国人やその家族にあたえられた猶予期間。それが米国の意図だというもの。日本の禁止で猶予が終了。これから自由往来は消滅、たかい壁ができる。一月末の一応の禁止、日本を経由した猶予期間をへて、全面禁止と段階をおって禁止が完成したという。中国に飲みこまれる韓国もおなじ運命をたどる。

日本側の立場から説明する。米国のきびしい姿勢をあらためてみせ、今回のきびしい措置を突然みせた。だが本当に突然だろうか、密かにつたえられてたいと、おもうのだが。そこでよけいに目だつのがトヨタの二千億円越えの投資計画だ。こんな規模だったがピントずれてないか。今回の禁止は二週間の国内隔離をもとめる。企業活動への重大な障壁だ。投資計画、工場の操業計画などは対面の打ち合わせが必須。メールやテレビ電話などでは無理という。トヨタは米中どちらをとるか、分かれ道にきてるだろう。

韓国が異常な反応だが、経済全分野に影響する深刻さに気づいたのだろう。生産ラインを変更しようとしても訪日し対面で打ち合わせが必要とyoutubeにでてた。基本部材、部品、工作機械、設備を日本に依存しながら、安易に反日不買にうかれてた迂闊さを思いしっただろう。日本側の影響も無視できないから米国との連携があってこそとおもう。中国の感染はとまったのか。

* 中国の感染はとまったか
中国の感染は八万をこえたが、毎日の伸びが百人をきりそう。米国のNASAが赤くそまった衛星画像を公表した。たしかに習主席の指令どおり工場は生産を再開してる。だから感染はおさまったとの報道を素直にしんじる人は世界にいないだろう。中国はサプライ・チェーンからはずされないよう必死だ。封鎖で寸断された物流を無理にでもうごかす。中国は新型肺炎の感染源で世界の脅威となってる。ひどい話しだが武漢肺炎を日本肺炎に言いかえようとの動きもみせた。そんな中国に米国は一層の打撃をあたえ世界のデカップリングをすすめるだろう。科学者の武田邦彦氏があたたかくなる四月にはおさまりそうという。中国には大打撃だが、そこまで禁止解除はない。感染第一号は昨年十一月という。そこから半年、あるいは一年との予測もある。こうなれば中国デカップリングの必要性は世界に充分しらしめることになる。では結論である。

* 結論
以上安倍脳をのぞいたが、最近の安倍さんはいそがしい。大規模催事の中止や小中高の休校要請、今回の入国禁止。それにまつわる国の支援措置、さらに法的根拠のための特措法の制定である。マスコミはこの雰囲気をさっし異様な反応をみせてる。世界がおおきくかわる、まさにその瞬間に立ちあってるような気がする。そう思いませんか国民の皆さん。

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