SSブログ

習主席への上海株忖度


* はじめに
中国にくわしい妙佛(みょうほう)氏が上海株の上昇についてユーチューブでかたる。今月までに上海株が急騰した。英字紙の世界でもおおきく取りあげられてるという。これはどうしてか。昨年まで株が下落してたが、ここにきて底値感がでてきた。そこに政府がやんわりと株投資をすすめてきた。証券会社や年金基金にである。これまできびしく規制されてたレバレッジ、借金して株をかう、これがゆるんだらしい。証券会社から個人投資家に電話がかかってくる。十倍までかす。これは違法だという。このため小金をかかえた個人投資家がチャンスと走りだした。若い人も借金して投資するらしい。大丈夫か。彼がいう。

* 急騰してから買うのか
これは壮大な仕掛けだ。ここまで上がってまだ上がるか。とっくに金持ちはかってる。個人投資家はそれをかわされるだけ。不安心理は皆おなじ。誰かがあぶないと売りにはしれば、たちまち暴落するのに、という。ところが中国人の心理には、こんな時こそチャンスともいう。また、何度も米中貿易戦争に合意が成立する。そうすれば景気は回復してまた株があがってゆく。そんな情報がしきりにながれる。だが彼は危険といってる。

* 専門家、丸三証券の安達誠司氏の解説
安達氏はいう。結論は暴落する危険がたかい。対談相手の上念司氏も同意。二〇一四年に香港の専門家から、中国株があがるとすすめられた。まさかとおもって手をださなかったが二〇一五年の夏に2000から5000まであがった。だが予想どおり暴落した。この年と二〇一六年はこのショックで実はマイナス成長とおもう。二〇一七年に回復したが二〇一八年にまたマイナスだったという。こんな話しをうけ安達氏が中国政府を解説するう。

* 中国政府の対策
中国政府は引き締めから社会融資の拡大にてんじた。その金がどこにながれたかである。鉄鋼などの国営企業。従来、重長厚大からハイテクといってたのに見事なまでの逆構造改革である。銀行に金をかせと指示してる。生産量がふえるが製品価格はさがった。鉄鉱石がうれた豪州はウハウハだという。これにたいし民間の中小企業は塗炭の苦しみだ。またこの金が不動産や株にながれる。こんなことがうまくゆくはずないが目先のことにおわれてるらしい。中長期の話しである。

* 長期の見通し
長期にみれば中国は人口構造の高齢化が急速にすすむ。日本は老齢化率で追いぬかれる。去年たぶん高所得国になったとおもうが、おとろえてゆく。その前にもどるというよりジャンプして駄目になる。中長期、短期でみて全部駄目だという。中国は長期的に衰退してゆくとのシナリオがあったが、崩壊に。世界はそれにそなえなければいけない状況になりそうだ。さて結論である。

* 結論
どうやら私は中国崩壊を目の前にしそうだ。二〇一五年夏の上海株暴落は私のブログにもかいたが、六月十二日(金)に最高値をつけ、翌週月曜日は習近平主席の誕生日、皆んなは素晴しい贈り物を期待したが暴落の始まりだった。今回は日本の国会のようなもの、全人代がひらかれてる。役人たちは首席を忖度して盛りあげようとしたのかも。また、これからどんなイベントがまってるのだろうか。皆さん、心して見まもりましょう。

nice!(1)  コメント(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。