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安田さんを英雄として迎えよという [バカにされないクスリ]


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* はじめに
テレ朝の論説委員の玉川徹氏は、シリアで拉致され、このほど解放された安田純平氏について、自己責任論が再燃することを意識し、ジャーナリストは「民主主義を守るためにいる」、「国に迷惑かけたって何ですか」、「その人たちは民主主義がいらないんですか。民主主義が大事だと思っている国民であれば、民主主義を守るために色んなものを暴こうとしている人たちを『英雄』として迎えないでどうするんですか」と語気を強めて主張したという。随分な主張である。早速、感想をのべる。

* 感想
私は安田さんに民主主義をまもるためシリアに取材してくれとたのんだ覚えはない。おおくの国民もそうだろう。民主主義にジャーナリストが一定の役割をはたすことはみとめるが、安田さんを英雄と断言する自信はない。

玉川さんは彼が組織に属さず危険をおかして取材することも言及してた。危険に注目して評価するのはプロとしてどうかとおもうが、調子がたかすぎる。本当に安田さんを英雄とおもってるのだろうか。安田さんへの自己責任論を意識したジャーナリストのコメントをネットでみた。どうも調子があってる。この英雄論は業界の自己保身がおおきく影響してるようだ。その真意におおくの疑問がわく。

一 犬が人間をかんでもニュースにならず、人間が犬をかめばなる。ただめずらしいものをもとめただけでは。これが行きすぎると狂気の取材となる。安田さんは社会に迷惑をかけ関係者の危険をふやした。

二 組織に属さず行動することを過大に評価する。組織が取材をさけこのような人たちに取材をさせようとした。こんな事例が過去にあったのでは。ここからすこし聞きずらいことをいう。

三 スパイはかならず二重スパイとなるという。まったくの部外者が秘密の組織に食いこむことは困難である。安田さんがまったくの部外者として取材してたのか。確証がありますか。
では結論である。

* 結論
エジプト人タレントのフィフィさんが安田氏にジャーナリズムをかんじないとツィッターした。国民の皆さん、彼を英雄ときめつけるのは早すぎる。まず業界人がもらす自己保身にまどわされず、その人柄と取材結果を見きわめる必要があるとおもいませんか。

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