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米中貿易戦争で日本も大打撃か [バカにされないクスリ]


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* はじめに
この二十三日に米国で米中貿易戦争について次官級の協議がおこなわれた。結果は互いに主張しあっただけでおわり、米国は同日に予定どおり百六十億円の追加関税をかけ、中国も同額でこれに対抗した。最近の週刊現代の記事がウェブにでてた。

* 貿易戦争は日本にも大打撃を
ここで貿易戦争は長期につづき中国に深刻な影響をもたらすとの米国エール大学、陳志武教授の言葉を紹介。さらに中国に金融危機がせまってるとの中国社会科学院の報告が政府部内に回覧されたといってる。問題はこれらが日本にどのように影響するかである。その内容はおどろおどろしく圧巻といってよい。

日本企業は中国に進出しそこから対米輸出をおこなってる。その割合は世界で一位という。その影響はあらゆるものにおよび、ソニー、花王、ユニクロなど企業名をあげてる。さらに影響は年金にまでおよぶ。私のような高齢者には聞きずてならない。その大幅カットすらありうるという。感想である。

* 感想
これこそびっくりジャーナリズムの典型とおもう。バブル華やかなりしころにもこんなネタが散見し最近でも見かける。トランプ政権は世界経済の崩壊をのぞんでない。時間をかけ中国の経済力を漸減させることをねらってる。安全保障の観点からの戦略的政策とおもう。米国企業がじょじょに中国からひいてゆけるよう、ゆっくりと戦略をすすめるとおもう。日本の企業もこれにおくれずついてゆけばよい。そうおもうがどうだろう。

私はあることを思いだす。それはヒラリー・クリントン氏が講演会で、中国は十年後には世界最貧国になってるだろうといった。前後の状況も記憶にないがびっくりした。これがアメリカの知識人の中国にたいする思いなのだとおもった。巷間、中国の崩壊がいよいよはじまったとさわぐむきもある。だが実相はじょじょに、じょじょに長期にわたり目だたぬ形で中国経済が崩壊してゆく。こうなるとしんじてる。さて結論である。

* 結論
グローバル・サプライ・チェーンは最適の解をもとめつねに姿をかえる。米国の動向に敏感な日本企業もかわる。今回の協議でアメリカの長期戦略の一端がみえた。国民の皆さん、びっくりジャーナリズムにもうけさせるのはほどほどにして、じっくりと米中の動き、日本の動きをみてゆく。これが大事ですよ。

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