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爆笑太田さんの不幸 [バカにされないクスリ]

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* はじめに
日大アメフト部の問題は内田前監督の懲戒解雇で決着、田中理事長はどうやら逃げきったようだ。ところがお笑い界の太田総理こと爆笑問題の太田さんが裏口入学したとの記事が週刊新潮にでる。彼のなくなったお父さんが日大の関係者にたしか六百万円をわたし入学の斡旋を依頼したという。彼は亡父はそんなことをしない。間違いを指摘しつつこの事実を否定た。その詳細である。

* 事件の詳細
彼は記事の早刷りをみていう。息子のことをよろしくと何度も頭をさげた。このことは息子にはしらせないでくれといった。父はそんな謙虚な態度をしめす人間ではない。父は自分をあいしてくれた。バカ息子だったからそんなこともあったかも。そうおもわせた自分がくやしい。

その有力者は試験の前日に試験問題をみせ勉強させた。だが成績がわるすぎてどうしようか問題となった。馬鹿をいうな。自分は旺文社の模試で学年四位の成績をとった。日大芸術学部は国語と英語だけ。国語はできたし英語もそこそこできた。勉強しなかったから学校の成績はわるかったが地頭(じあたま)はよかった。裏口など必要ない。またホテルに缶詰になったという。嘘だ。事実でない。また試験は学科試験と面接。

うかるとおもってたから面接であばれたろう。ちがう。変なことをいうから喧嘩となった。学科は合格した。実際に発表をみた。成績はわるすぎるという指摘はあたらない。面接での喧嘩からおちた。高校時代の話しがでてる。

廊下でずっとたってた。ちがう。自分は教室の机の上、体育館の裏、図書館にいた。廊下などにいない。試験回答をみると割り算ができなかった。指摘されてヘラヘラしてた。ちがう。できなかったの引き算だ。割り算でない。また高校時代に学校でわらったことない。次のことが一番にささったことのよう。

彼は自分の著書に立川談志を取りあげ、その落語談義に共感をしめしてる。これは業界の権威にすがろうとしたのだ。日大に(裏口からでも)はいりたかったのも同じ、権威にすがろうとする打算だ。ちがう。立川談志は本当にすきで尊敬してた。そんな打算でない。

自分は「まぼろしの鳥」という本を新潮社から出版した。うれしかった。そんな思いの新潮にどうしこんな仕打ちをうけるのか。今日はいつものようにラジオ番組をすすめる気持になれない。私の感想である。

* 太田さん、お父さんの名誉のため裁判にうったえては
私は太田さんにいいたい。お父さんの名誉をまもるため裁判をおこすべきです。その理由は、

一 三十四年も昔の私事を暴露する公益性はほとんどない。
二 亡父は死亡し、反論できない。自分はこの事実をしらないから反論がほぼ不可能だ。やり方が卑怯で不当だ。
三 細部をみるとおおくの誤り、錯誤がある。日大関係者が太田さんに試験問題をわたした。彼はそれをはっきりとしってるはずという。何を根拠に三十年以上昔のことをこう断言するのか。さらに付言する。

これは陰謀かもしれない。太田光代社長とも相談して対策をたてたほうがよい。

一 アメフト問題の余波で所属学部がいっせいにコメントを公表した時、日大芸術学部は「日芸はどこまでも学生をまもります」といった。これは責任逃れをしてる監督、理事長への当てこすりととられた。中退だがその代表として太田さんをつぶし、日芸をつぶすとの脅しかも。
二 太田さんはタモリ、タケシ、サンマ、お笑い界の重鎮を引きつぐ筆頭候補である。業界の勢力争いが勃発したのかも。
三 お笑いのためとはいえ、太田さんはおおくの人をイジリ、時には罵倒してきた。卒業生である構成作家の元祖爆笑王や脚本家の三谷幸喜氏の名前がでると口ぎたなくののしる。また自分の芸を批判した構成作家と息子の弁護士に猛烈に反発。自分のラジオ番組で対決しようと呼びかけた。きらいなのかもしれないがノーベル賞候補者の村上春樹氏の新作を取りあげわざわざ批判した。最近は地方局のアナやパーソナリティを罵倒してる。彼の人柄、お笑いのため。こんな事情があるのだろうがついてゆけない。さてこんな人たちの中にふかく傷ついて、彼のテレビ、ラジオ、著作を渉猟し「太田さんは一見、勇敢な破壊者を気どってるが、その実は世間の権威に寄りそっていきてる、よわい人間だ」というストーリーをつくり新潮社に売りこんだのかもしれない。では結論である。

* 結論
いくら不正はなかったと否定しよとしても、なかったことの証明は悪魔の証明である。太田さんの心中をさっし私は安倍総理も大変だなとおもった。加計学園、理事長とお友だち、だから総理はお友だちに便宜をはかったといわれる。いくら否定してもまた疑惑を持ちだされる。これが陰謀だったら太田さんも同じような目にあうだろう。さて国民の皆さん、安倍さんの場合なら五十二年間、認可制のもとで申請すらみとめなかった政策がよかったのか。もっと議論すべきだった。お友だちだから依怙贔屓につながりそれだけに終止する。不毛な議論である。もっと政策論争をすべきだった。太田さんの場合はお笑いである。お父さんに不正があったのか、自分がよわい人間だったのかなどではない。今、世間をさわがしてる裏口入学をお笑いとしてどうあつかう。それをどう面白くするか。太田さんはかんがえればよい。そうおもいませんか。
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