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ここまできたのか北朝鮮 [バカにされないクスリ]


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* はじめに
 Jアラート(全国瞬時警報システム)がなったらしい。十五日朝、北朝鮮からミサイルが発射れ北海道地方を通過し襟裳岬の東約二千キロに着水したという。さてここまできたか、北朝鮮は。という気持になった。この事態は予想外でない。やっとものがいえる事態となった。だが嫌な気分である。この国の問題に何があったかグーグルもつかって思いだしてみた。次のとおりである。

* 何故、北朝鮮の原子炉に協力するのか
クリントン政権で北朝鮮の原子炉に協力する。日本も数百億円の資金援助をするという話しがでた。なんのことかとおもった。これはその当時、米が北の攻撃を検討し犠牲者のおおさに断念し、でてきた話しと後でしった。一九九〇年代のことだった。北からの不審船が撃沈された。北との関係がひえきってたのに北から定期船がやってきた。在日の北朝鮮にかえる人間の交流、さまざまな貿易のルートになってるという。後に暗殺された金正男氏が不法パスポートで入国しつかまった。いったいなんという国か。何故国交もないのにこれだけ縁があるのか。それもあやしげなものがあるのかとおもった。

* 拉致被害者の帰国
二〇〇二年に北から拉致被害者五人が帰国した。これですこし関係が正常化されそうになった。だが一時帰国だから拉致された人間をまた北にもどせ。約束違反だといって話しがこわれた。冗談ではない。拉致された人間を拉致した国にもどす理由などない。小泉政権の時だった。

* トランプ政権が攻撃するのか
今年の五月、トランプ政権がついに北を攻撃するとさかんにいわれた。大統領のツィッターでは強硬だったが外交交渉が政権の本音のようだ。中国を持ちあげ圧力をかけさせた。最近の情報では大統領は何もしなかったといったという。この中国である。

今まで中国が鍵だという解説が主流だった。米が中国に圧力をもとめた時、その報道官が主役でないと否定したのにはあきれた。事情をしる人から北京の中央政府の意向に北に隣接する軍区が面従腹背、利権構造がある。だから圧力はきかないという。建前では中国は非核化という。それを対話をつうじて解決といってる。その程度のものかと、馬鹿馬鹿しくなった。お隣の韓国のことである。

* 韓国の事情、文在寅大統領の気持
韓国と北は休戦だがまだ戦争はおわってない。昔、朴正煕大統領の頃、日本人旅行者の話しとして北をむくホテルの窓はあけない。そこからのぞくのもあぶない。定期的に避難訓練をやってる。ところがいつのまにか平和ムードがただよい今にいたる。北のミサイルや核実験とかまったく事情はかわってない。分断国家のドイツは一九九〇年に西が東を吸収するかたちで統一された。韓国もことあるごとに統一をとなえるが御題目以上の実質があるのか。また北が主体で高麗連邦をつくるかもしれない。トランプ大統領は最近、韓国が北に圧力をかけてないと不満をもらした。

* 日本は国連決議をたてに非難を繰りかえす
別にわるとはいわないが日本は国連決議をたてに非難を繰りかえしてるがそれが事態を好転させたか。その効果は疑問充分。最近の北朝鮮の事態に経済評論家の三橋貴明氏がいったこと二つをのべる。

一、戦後七十年ちかく戦争がなかった東アジアはもはや平和な地域でなくなった。すぐれた見識である。日本がかわらなくとも相手がかわれば平和はくずれる。韓国は同族だから自分たちを攻撃するまいとおもってる。文在寅大統領の融和策はあくまでも南北間だけ。そこからこぼれてひろがる紛争が日本におよぶことまで心配してない。

二、米のライス元国務長官が北の核保有を容認しようという発言がある。もし米がこれをみとめた時、安保条約の核の傘で日本がまもられてるという前提がくずれる。米は核保有国とたたかったことはない。日本のためにたたかうと期待するのは幻想である。もっともである。英、仏も核武装をしてる。これもおなじ論理で米が核保有国のロシアを攻撃してくれるか。この疑問があって核武装をしたときいた。インドの国防長官室には広島原爆の写真がかざってある。それをしめして日本人にインドはこのような悲惨な状況をさけるため核武装に踏みきったと説明してくれたそうだ。さて結論である。

* 結論
まず、日本は後悔が先だつ国。政策には特にいえる。あの時やっておけばとか、もうちょっとはやければ楽だったのにというわけだ。目の前に危機がかたちをみせないとうごこうとしない。いつも手遅れになる危険をおかしてる。この北の事態を心配してる人はおおかった。公言しなかっただけ。やっと核武装も敵基地攻撃能力もタブーとしないで議論できる状況がやってきた。米英仏など欧米や東南アジア、インドなどの理解をえて軍事力の強化に踏みきるべきである。政治家は国民に応分のリスクを引きうけるようもとめるべきである。

(おわり)

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