SSブログ

加計学園、前川氏、独裁者安倍にほえる [バカにされないクスリ]



keno_katanamoti.gif



* はじめに
週刊朝日六月二十三日号に元文科次官、前川喜平氏が登場して痛烈な言を展開したようだ。次のとおり。

最初、確認できないとしてた問題の文書を政府は再調査することになったという。バー通いの内情を暴露した。五月二十三日の読売記事がでる前日に不可解な動きがあった。自分のところに後輩のメール。もし今泉氏、内閣府担当で前川氏と折衝してた官邸の人物だが、もしあうというなら、あいますかといってきた。読売からは記事がでる。そのコメントをもとめられてた。この二つをあわせると自分の意向次第では記事をおさえることも。そういう接触かとおもった。ことわった。自分について人格攻撃があった。

菅幹事長は自分が次官の地位に恋々としてたと非難。また定年延長をもとめたといった。事実とちがうと何度もいった。だが撤回はなかった。名誉毀損のおそれもあり訴訟もとおもってる。

今回の事件は誰かが司令官として主導してる。加計問題もそうだが森友問題も関係が多方面、他省庁におよぶ。これをあつかえる人はかぎられてる。官邸の総理秘書官、イマイ氏とか今泉氏ぐらいしかうかばない。今は官邸の力はおおきい。文科省はこれにくるしんでる。本当のことがいえないとも。

* 感想
マスコミの陰謀説には、いつまで国民をだますつもりかとおもう。で、前川さんのことである。次官まで昇りつめた人、内情を暴露して批判はいただけない。きっとおおくの言いたいことをかかえておられるのだろう。だが、やめてほしい。再度諮問会議にはかって検証せよとは嫌がらせのよう。現職をひいてかっての同僚にもとめるか。いわずもがなとおもう。さてここで反論する。

一、二〇一五年六月に加計学園を候補とみとめる。次にその旨の閣議決定があった。そこでもし規制改革が不適、加計学園認定を拒否するなら、規制官庁、つまり文科省がその正当性を説明するとの合意があった。これから一年以上もたった二〇一六年十一月に加計学園を認定する閣議決定があった。つまり文科省には充分な時間があたえられての決定だった。補足説明する。

諮問会議の下に関係するワーキンググループ会合がある。そこで有識者が加計学園をみとめるなどの議論をしてる。それが閣議決定に反映する。一年以上のあとにワーキンググループ会合がある。そこで加計学園をみとめる議論をする。異論なくこれがその後の閣議決定に反映される。

また閣議決定であるがその決定にいたるには内閣府と文科省でこの問題で協議され決定にいたる。有識者の見識や関係府省の考えが入りみだれ、それが加計学園の認定という決定にいたった。たしかに複雑な過程だがワーキンググループ会合の議事録を閣議決定とてらしあわせれば経緯はわかると元財務官僚の高橋洋一氏はいう。私も特に政府の考えはこの六月の和泉氏の国会答弁でわかるという。いずれにしても前川氏が主張する、一見正式の手続だが特定の県を特別扱いといのは首をかしげる。

二、官邸主導を異常なまでに攻撃する。まるで独裁安倍の悪政といわんばかり。そもそも論だが、かっての高度成長の時代なら各省、事務方が勝手勝手にどんどんやって、せいぜい最後の段階で大臣が登場してまとめる。そんなやり方もよいだろう。だがこの国が成熟し低成長の時代に官邸が主導し各方面、各省庁の利害を調整し改革をすすめる。こちらが合理的とおもう。また元通産官僚の岸慶応大教授もいってる。国民にえらばれた政治家が官僚を主導しすすめるのは当然の姿という。安倍総理に力がつよいといって一概にわるいわけでない。また国家戦略特区諮問会議で各方面の意見をきく。地方からの提案を検討する。時代にあった政治手法とおもう。独裁者安倍が政治を蹂躙してるというのか。前川氏の主張はやはりあたらない。さて結論である。

* 結論
この特区は東京、関西など全国にわたり二百四十二事業が認定されてる。分野、地域をしぼりやってみるという革新的であり、時には失敗するかもしれないものである。どの事業にもそれに反対する人々がいるそれをこの特区の枠組みで実施する。反対する人を既得権勢力と切りすててるわけでない。加計学園一つが認定されたのも難色をしめす獣医師会の意向もふまえたものである。しかしどれもやってみなければわからない。未知なものをふくむ。失敗するかも。だが私はやってみる価値があるとおもう。だから政府は時には失敗するかもしれない。国民にもリスクをとれというべきである。

(おわり)

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。