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トランプ大統領、地球をひやすか [脱原発]

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* はじめに
米国のトランプ大統領がついに地球温暖化のパリ協定から離脱すると発表した。この協定が米国に不利にはたらいてる。温室効果ガス削減の取り組みが米国経済の足かせとなってるとの持論を展開したという。さて私はついにきた。政権内部でも対立があった。しかしやはり選挙公約の重みがきいてきたかとおもった。

トランプ大統領の主張はけっして科学的根拠を無視したものでない。人類のながい歴史で地球の気温は十度程度の上下があった。人類の活動がこの変化に影響をあたえるとの主張には科学者のなかにも疑問視する人がいる。温暖化効果ガスといいつつも、結局は二酸化炭素。その削減は石油の削減と限定される。さんざん先進国が消費しておいて途上国がほしいと言いだしたら、制限する。政治的動きだとの指摘もある。客観的データがほしい。

従来の気温計は陸上の都市におかれてる。当然都市化の影響をうける。さらに地球の大半をしめる海域の気温は反映しない。ところが人工衛星から赤外線を利用し海をふくむ地球全域の気温を測定できる。近年、そのデータの蓄積も充分なものとなった。私はブログでこれが二十一世紀にはいり上昇がやみ変化がない。もしかしたら低下にむかってるかもといった。だから地球温暖化を心配するのもよいが寒冷化も心配。寒冷化で植物の生産性が低下、食糧問題の悪化も心配してほしいといった。トランプ大統領もたしか別のデータがあるといってた。それはこのこととおもう。

(https://crudata.uea.ac.uk/cru/data/temperature/CRUTEM4.pdf。これでうまつリンク先にとべないかもしれない。その場合、面倒だが次のようにしてほしい。
一、グーグルで、「eastanglia's university cru」と入力
二、でてきたページにある「Data - Climatic Research Unit - UEA」をクリック
三、でてくるページにある「Main webpage for the temperature datasets」をクリック。すると目的の図表があらわれるはず。もう一度クリックすると拡大され見やすくなる)

ここの図表をみておどろいた。たしかに二〇〇〇年か二〇一一年頃の傾向は上昇の停止、もしかすると低下にてんじたとみえる。だがそれ以降はまた上昇にてんじてる。さて結論である。

* 結論
トランプ大統領の決断は米国にとって不利だからというものだが、ここにいたるにつき政権内部でも論爭があった。この決定によりおおきな論爭がうまれるはずである。気候変動のような複雑な事象である。世界第二位の二酸化炭素排出国である米国がちがった立場からこの論爭に参加する。おおくの興味ぶかい事実があきらかとなると期待してる。

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