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さんまと上沼の火花 [これって何]



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* はじめに
タレント、上沼恵美子さんといえば関西のテレビ界で絶大な人気をほこる。関西のテレビ局の関係者と結婚、活躍が関西に限定された。明石家さんまさんと同年、デビューの早さで先輩となる。はやく東京に進出したさんまさんとは、からむ機会がすくなかった。この前、ホストとゲストの二人がトークで盛りあがるテレビ番組「さんまのまんま」に出演した。関東、関西を代表するお二人の間にまるで火花が飛びちるようなトークが繰りひろげられた。

最近話題沸騰の週刊文春の表紙をみせながら上沼さんが登場、いいたいことがあるという。文春に二人の仲がわるいとかかれてる。一体何がという緊張がながれたが、東京で大御所となったさんまさん、はやくは姉妹漫才で有名をはせ、その後、独り立ちし関西でいくつもの看板番組をもつ上沼さん。お互いに褒めあう。姉妹漫才の時代に大ヒットした歌を二人が歌いあう。不仲記事の追及はそこそこに番組が後半にはいる。すると上沼さん、嫌(いや)ごとをいうという。ここからが本題らしい。

* ずっとだまってたこと
たしか二十年以上も昔、この番組に出演した。東京は自分にとってはアウェイ、しぶった。だがプロデューサーが自分の結婚式で仲人してくれた。その依頼である。出演のため上京した。控室には自分が先着、やがてさんまさんも到着。プロデューサーとのやりとりの声がきこえたという。

今日の出演者は誰。どうしてこんなに早い。おかげで寝不足。大阪からの出演者、早くかえさないと。あきらかに、さんまさんは不機嫌。自分は当時は東京で無名。だが、さんまさんとのトークで大爆笑をとった。この話しはこれまでだまってた。はじめて。あやまってくれという。

おどろく、さんまさん、そんなこというはずがない。そんな記憶もない。いや、靴をふんだ人はわすれても、ふまれた人はおぼえてる。間違いない。否、先輩にそんな失礼な発言はしない。この番組は二人の対談、相手が誰かわかってる。この番組は夕方六時にはいる。寝不足にならない。これだけみると、随分ギスギスするが。そこは二人の軽妙なトークで次々と笑いをとってゆく。CMの間に上沼さんがかえるというのをやっとのことでとめた。誤解だから訂正してくれとたのむさんまさん。しかしみとめることなく、さわがせたことをわびて退出となる。

この放送は記念の特番。まだ他のゲストをむかえながらすすむ。だがさすがのさんまさんもつかれた様子だった。二人のどっちのいうことが真相か。あれだけ頑強に否定する上沼さん、客観的状況を説明して否定するさんまさんと私はきめかねた。関西の長寿ラジオ番組、さんまさんがパーソナリティをつとめるヤングタウンという番組がある。ここでさんまさんがふれた。

* 別番組でその事情を
まず不仲説。もともと二人の活躍場所がかさならない。だからからまない。不仲になりようがない。何故こんな話し、不思議だ。嫌味をいったという。それは番組終了後、関係者にも確認した。あらためて、ないという。まったく不可解。上沼さんはおおきな決心をしてあれをいわれたとおもう、という。この番組には何人ものゲストが登場した。関西の大御所、西川きよしさんも出演した。さんま、よくたえたともらしたという。最後にここの部分は関東ではながれなかった。よかったとこの人らしい率直なコメントがでた。で、私の感想である。

* 私の感想
人が生きるとは、自慢話を吹聴することとおもう。剥きだしはみっともない。お化粧でととのえるが、これが真相。他方、お笑いは自分や他人を落としめる技が重要。お二人はこれにたけておられる。ギリギリになるとこのように緊張した場面が出現するのだろう。真相は藪の中だが毎週ヤングタウンをたのしむ私からいわせれば、軍配をさんまさん側にあげざるを得ない。

というのはさんまさんの芸風は子どものように、ひたすら面白いものを追いかける。子どもの頃から人気者。誰からも愛されること。好感度が命とおもってる。また縦社会にいきる。先輩を馬鹿にする。そんな発言は、とてもなじまない。さて結論である。

* 結論
私は高橋是清、かっての蔵相の逸話を思いだした。英国で日露戦争の戦費調達にくるしんでた。その時、助けてくれたユダヤ系米国人が彼のホテルにくるようもとめた。日本を代表する身としてできないと拒否した。自分のホテルにむかえた。しかし返礼の気持をあらわすため、その後に彼のホテルをたずねた。どうだろうか、さんまさんも上沼さんの番組に出かけていっては。




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