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おおまえハルマゲドン [中・韓問題]


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* はじめに
大前研一氏がこういったという記事をユーチューブで見つけた。その概要である。

* 中国トラブルとその対応
1) 米国ルーズベルト大統領のニューディール政策のようなものをやろうとしても、高速鉄道、港湾、ダムなど大型公共投資は実施ずみ。もう乗数効果のある有効な事業はない。

2) 一人っ子政策で今後急速な高齢化が進行。介護、年金などの社会保障をささえる人材、予算が大幅に不足

3) 理財商品というかくれた爆弾がある。これは高利回りをうたった金融商品。あつまった資金により地方政府が不動産開発、インフラ整備をすすめた。これらのプロジェクトが行きづまり、この理財商品を発行したシャドウバンクが 債務不履行におちいる。

4) 中国国内で行き先をうしなった人民元の大脱走が加速してる。個人は年間120万円という規制がある。ところが。中国本土から香港を経由して違法に海外送金する地下銀行がある。300人あまり、8兆円規模が摘発された例がある。資金の海外流出は確実に人民元安と株安につながる。

5) 鳴り物入りで発足したAIIB(アジアインフラ投資銀行)も中国が海外プロジェクトを審査し遂行するノウハウのあるマネジメント経験者がいないので失敗する。

これが中国トラブルであるが、実はここからがすごい。

6) まるで先進国がここ100年間で経験したことを10年間に凝縮したもの。その規模は10倍、対応する政府の能力は1/100だ。もはや誰をもってしてもコントロールできない。これはコントロールしては、いけないものをコントロールしたから。行きつく先は超元安とハイパーインフレしかない。もう導火線に火がついてじりじり、もえてる状態。

7) これまで中国は世界景気をささえてきたが、それが全部ひっくりかえった。その影響は尋常でない。おそらく、かっての米国発の世界大恐慌とおなじか、もしかしてそれ以上。これにそなえよといわれても見当もつかない。そなえようがない。

8) 世界恐慌が軍需景気を待望して第2次世界大戦につながった教訓にまなび、中国の動向を注視しながら諸外国への攻撃の口実をあたえぬよう対応するしかない。

これでは、まるで世界最終戦争を予言したハルマゲドンのようだ。大前研一氏は経営コンサルタントを名のっておられた。こんな発言をしてよいのかと、むしろ心配になる。さて中国経済を専門とする神戸大学教授の発言である。

中国の統計数字は信用できないというのに、修正をくわえれば傾向は把握できると、実におちついた発言をしておられた。上述の大前氏と好対照である。中国崩壊のタイトルのもとで登場される数名の方々の発言である。

すこし調子がおちてきたように、かんじる。これが何を意味するか気になる。で、結論である。

* 結論
中国崩壊の事態は15年より16年と確実に進行した。より具体的に問題をかんじるようになった。するとである。

1) 中国の崩壊
共産党政権の崩壊、新しい政権の登場。一部周辺地域の独立。中国の地方政府の分立、連邦制の発足。

2) 中国経済の崩壊
上海株式市場の閉鎖、金融システム、国営企業のの再編、崩壊。中国政府のデフォルト、IMFによる援助、管理

3) ふんばる中国
どんな手がうたれるか、よくわからない。混乱するがたえる。

16年、考えることはより具体的となる。しかし、その中には崩壊しないとの可能性もある。

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