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英語がうまくなりたい(その5) [英語学習]

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* ペリー・メイスンをやっている
英語の勉強として、youtubeでペリー・メイスンを視聴してる。べつに発音練習をやってるわけでない。最後に犯人が指摘されるから、ひたすらそこにいたる筋をおうのである。わたしなりのやり方である。

まず登場人物の名前を把握する。英語でややこしいのは、状況により姓名の姓がいわれたり、名がいわれたりする。公的な場面では姓、私的な場面では名である。それをメモし、次に人間関係、職業、職名を把握する。これだけでも、登場人物が何をいってるか推測できる。こまかいところにはあまり拘泥せず、事件の展開をおう。詳細な事件の日時はあまり気にする必要はない。必ずもめる場面がある。そこで細かな事実も事情あまり気にしない。わたしは三回程度、筋をおう。もともと好きな分野だから、あきない。単純な発音練習はわたしには無味乾燥でしかない。

詳細をすべて理解はできないが、充分に面白さがつたわる。わたしの当初の目的であるシャーロック・ホームズやポワロをたのしみたい、という目的にはまだ若干距離があるが、現状には満足できる。さて、そこで気がついたことである。

* サムがサンにきこえた

サムとう人物が登場する。それが公判で名前をよばれた時、[sam]が[san]にきこえた。あれっと思った。たしか、Sam Barrickというように、次に[b]がある音節がつづいた。これを速く発音する場面だった。ここで英語喉の説明がひらめいた。その説明である(わたしなりの理解で説明してる、用語もわたしの使い方である)。

[m]は、まず、1) 息がでてくる。2) つづいて[m]の音がひびきだす。この音は鼻濁音である。それがやがておわり、3) 息がでて、おわる。日本語との比較である。日本語には、1)の部分がほとんどない。上述のような発音をした場合である。[m]の、前半の部分を発音し、[b]の前の部分につづくのだが、日本人の発音では鼻濁音がひびくまで発音するが、ネイティブは、そこをほとんどひびかせない。そこで、[m]が[n]のように、わたしにはきこえた。というわけである。この説明は英語喉の[m]の発音をわたしなりに解説しなおしたものである。英語喉はただしい。さらにストリカーズさんの教則本の話しに発展する。

* 英語喉でネイティブをまねる
somethingを[səmp^m]のように発音することがある(注1)。日本人には奇怪とも思える発音である。ここで[p]は無破裂音であり、最後の[^m]は音節子音である。これはわたしには、なかなかむづかしい発音だったが、上述の説明でだいぶ違和感がなくなった。すこし説明する。

[p]も[m]も唇をすぼめて、息をだすことにより発音する。もしこれらの発音の前半部を速く発音すれば、ネイティブにとってはその口の動かし方は、ほとんど同じである。従ってこのようなmがpに移行するような不思議な変化も自然となる。しかし日本人なら、鼻濁音が気になるから、とてもこのような変化はおきないと思う。わたしには、これがあり得る発音であることが英語喉の説明から理解できた。

ネイティブの発音をきき、それを真似る。これを繰りかえすことが速く自然な英語についてゆく上達の王道である。日本人の発音には鼻濁音の部分がネイティブより、おおくなりがちだ。これをそぎおとして、ネイティブについてゆきたい。

注1) グレゴリ・ストリカーズ著「アメリカ口語英語、英友社」54ページに詳細な説明がある。

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