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人工甘味料があぶない [健康]

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東洋経済のネット記事に「カロリーゼロは、太って病気まっしぐら」と、刺激的な見出しの記事をみつけた。「カロリーゼロにだまされるな」というこれまた、刺激的タイトルの著者、大西睦子氏とのインタビュー記事だ。内容である。

1) 人工甘味料は、かってのサッカリンのほかアスパルテーム、スクラロース、アセスルファムカリウム、ネオテームがある。これらは清涼飲料の砂糖の代替としてまます需要がふえてる。
2) 表示上ゼロとうたってても、実際にはゼロでない。この表示が許されてる。大量摂取には問題となるが、この他に次の悪影響が心配される。
3) 糖類の血中濃度がふえるとインスリンが分泌。ぶどう糖を減少させる。しかし限度をこえると脂肪として体内にためる。インスリンは肥満ホルモンとよばれる。人工甘味料の摂取によりこのインスリンがおおく分泌される。(ダイエットには逆効果だ)
4) 味覚を鈍化させ、大量摂取につながる。また、体内の仕組みから成長ホルモンを促進し肥満につながる
5) おいしいものを食べるとドーパミンが脳の快楽中枢からでる。人工甘味料の継続摂取によりドーパミンがどんどんでる。これがなくなると飢餓感がうまれ、もっとのみたいと、コカイン以上の依存性の問題がうまれる。

この記事をかいたのは女性記者だ。どうやらダイエットが気になる女性読者を意識してるようだ。

もう一つの記事である。

米国の清涼飲料の3大メーカーと業界団体が、2025年までに清涼飲料水の糖分からのカロリー摂取を20%減少させるという自主目標を公表したという記事もみつけた。
TBSラジオの番組で在米の映画評論家の町山智浩さんが炭酸飲料メーカーの陰謀をテーマとした映画を紹介した。そこで、、ジャンクフードと炭酸飲料で食事をすます。野菜をとりたくても、それをあつかってるスーパーがちかくにない人びとの話しがでた。このような人たちの肥満をうみだしてる元凶だという映画だった。わたしはこの時、だったら自分の家でトマトやパセリなどを栽培して、すこしでもバランスを回復すればいい。どうしてそうしないのか。自己の選択による肥満を全部メーカーの責任にしてるといいたくなった。これでエルヴィス・プレスリーのことも思いだした。

たしか、大好きなドーナツをたべて、ぶくぶくに太ったという記事をよんだ。あらためてウィキペディアみたら、コーヒーとコーラ、それとピーナッツバターとバナナのサンドイッチが好物だった。それが肥満の主原因だ。42歳でなくなった、とあった。話しをまとめる。

最初の記事は、人工甘味料の危険性を指摘してるが、その根拠には米国で実施された疫学調査をもとにしてる。インタビュー記事の解説は丁寧だが、危険性の指摘である。現実には大量摂取のような程度が問題となるが、あまりふれられてない。ダイエットに夢中で砂糖のかわりにカロリーゼロの言葉にまどわされる女性に警鐘をならす。この点に主眼があるようだ。

米国では肥満は深刻な社会問題であり、その原因としてたびたび炭酸飲料が槍玉にあげられたことは、何度かきいた。この肥満の問題とその裏返しのダイエットの問題はすぐれて各国固有特徴をもつ。たとえば米国はよかれあしかれ、多様性の国である。肥満ではエグゼクティブになれないといわれる一方で、ジャンクフードと炭酸飲料という食事の人びともいる。日本人からすると、ここまで炭酸飲料を目の敵にするのは酷な気がする。しかし米国ではそれだけ深刻だ。だとすればこれも当然だろう。で、結論である。

著者は本がうれるよう、記者はアクセスがふえるように書く。批判がたかまれば、すこしは頭をさげる。これが世の常だ。しかし、それがそのまま個個の人びとの健康につながるわけでない。

わたしは専門家でない。自分のやってきたことから、いう。健康な食生活が大切である。それを無視してカロリーゼロ飲料にたよるのはいけない。世の中にはおおくの危険性がある。血圧、脳梗塞、心筋梗塞など、危険性を問題にしてたら、食べるものがなくなりそうだ。わたしは味噌汁がすきだ。食塩のことを考えるとやめた方がよさそうだ。そんなことばかり気にしてたらストレスがたまる。寿命がちじむ。やはり健康な食生活だ。
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