SSブログ

中国、独禁法適用のねらい [前置きと例え]

yasuhei_todagawa2.gif

中国でついに独禁法で日本の自動車に関しても罰金がかせらた。このことは、欧米の外資叩きと同列にみられてるようだ。欧米からの反発も充分予想できる。独禁法の適用は経済合理性が問題となる。中国にどれほどの根拠があるのだろうか。ネット記事に興味あるものをみつけた。

独占の問題は自動車だけでない。石油、電力、通信などをになう中国の企業にもおよぶ。罰金のねらいについても、外国勢におされている中国勢のあとおしの面があるという。ずいぶん自由な発想だと、ある種、感心する。しかし、ねらいがズレてる。ここに政治闘争のにおいを感じるむきもある。まず自動車で独禁法の効き目をたしかめて、できそうだとなれば、既得権益の源泉である上記分野に取りかかる。そこでは当然、その背後にある勢力とぶつかる。そこで勝ちぬかないと現政権のが権力基盤がかたまらないそうだ。

昨年秋の中国共産党の重要会議、第18期中央委員会第3回総会で「独占と不正競争に反対する」との方針を決定した。これが根拠の一つらしい。7月末に最高指導部元メンバーで、石油閥のトップだった周永康・前党中央政法委員会書記の汚職事件の立件を公表した。日本のことである。戦後の反省として財閥を解体した。中国でも、まず体制を変革し、それから独禁法を適用してゆくのが順序と思う。そこには公正な自由競争がある。自国企業をひいきするのもおかしい。汚職摘発がまずくるのもそうだ。また前回いったことを思いだしてしまう。

欧米で独禁法の勉強をした人たちが偉い人に、こんなやり方があるといった。すると偉い人が体制の変革はさておいて、違反摘発、汚職摘発、罰金をかする。こんな話しがあったのかと思う。で、結論といいたいが、もうすこし様子をみないと、いうことがない。




nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。