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前置きと例えに富む話し [前置きと例え]

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オバマ大統領の評判のことである。

オバマ大統領を提訴する権限を下院議長にあたえる決議が、7月30日に可決された。オバマ大統領は民主党出身である。下院は共和党が過半数をしめる。法案をとおしにくい状況にある。大統領は法律によらず大統領の権限にもとづいて政策を実行しようとしている。その手法が憲法違反にあたるという。ある世論調査によれば、米国民の三分の一が大統領の弾劾に賛成であるという。さらに、コネチカット州の大学の調査では、戦後最悪の大統領となったと公表された。ところで、大統領は二期目、あと二年をこえる任期がある。米国の人たちは大統領の悪口はけっしていわないという。しかし自由の国では正当な批判はゆるされる。悪口と同じくらい辛辣な批判が飛びだす。

オバマ大統領の評判
事項
内容
下院決議 下院議長に大統領を提訴する権限をあたえる。法律によらず、大統領権限で政策、特に国民医療保険制度の改革をおこなってる。その手法が憲法違反という。
大統領の弾劾 米国への不法入国が問題となってる。大統領が移民制度改革に取りくめば、弾劾への動きがたかまるという。CNNの世論調査で30%をこえる国民がこれを支持してるという。
歴代大統領の評価 コネチカット州のキニピアック大学の調査によれば、戦後最悪の大統領の第一位となった。外交、テロ対策への不満が評価をさげたという。


自主独立を理想とするアメリカ人になって考えると、オバマさんをどう評価してるだろうか。国民医療保険の取りくみは、いわば福祉国家に転進をしようとしてる。自由競争を制限し米国社会の活力をそぐ。銃社会の弊害がさけばれながら、オバマさんが改革に失敗したのと同じでないか。弾劾が移民制度との関連で問題となるのも、同様ではないか。移民の国、米国を変更しようとすると、弾劾につながる。こう考えれば納得できる。そこで思いだすのはレーガン大統領のことである。評価がたかい。

軍拡競争に持ちこんで、ソ連を崩壊においやった。共産党体制を終焉させた。ところが、まさしくオバマさんの時に、その時独立したウクライナの一部がロシアに併合された。いまもなお、ロシアの領土回復への動きはおわってない。オバマさんが中間選挙をにらんで支持者を前に演説してる時、市民の声として、国内に目をむけすぎ、もっと外交に力をそそぐべきとコメントした。人の評価はむづかしい。趣味でやるつもりはない。今までアメリカが世界にはたしていた役割を放棄したら、世界はこまる。で、結論である。

ロシアの策謀は阻止しなければいけない。中国の台頭が近隣に重大な脅威となってる。中東では、依然として混乱がつづく。アメリカがはたしていた役割をちゃんとはたしてもらわなければ、世界がこまる。

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